同じ言葉で ・宇宙の欠片 ページ10
『……失礼しまーす』
「新しい人……来た！」
彼は小さな紙とクレヨンを床に置いて絵を描いていた。Aが入ってくるとすぐに描くのを中断する。
「*******！」
『……？』
言った言葉は発音を真似しようとするがよく真似出来ない謎の言語の言葉だった。
「えーと……「はじめまして」……良い？」
『うん。聞き取れたよ』
「君の……名前……なに？」
『自分はAだよ。今日から会いにくる事になったの』
「……A！ 自分は……*******だよ」
「あっ……「宇宙の欠片」？」
前の人の情報と同じで謎の言語を話すのだが……自分達と同じ言葉が話せるのは知らない情報だった。
『他の言葉を喋れるんだね』
「うん！……他の人に……教えたいから！」
『じゃあ、自分も教えるね？』
「ありがとう！」
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
初めて会ったあの日からどのくらい経ったのだろうか。彼は色んな言葉を喋れる様になり、会話が成立する様になった。
あの時の管理方法を読み返すと情報を過激にとりすぎて頭が無くなるとあるがそんな事は無さそうでもあった。
「Aは歌……得意？」
『まぁまぁ歌える方かなぁ？』
「……なんか歌って！」
『仕方ないなぁ……』
適当に幼い子供に聞かせる様な歌でも歌ってみる。
「……上手！」
『そう……かな？』
「自分も歌う！」
「********************〜♪」
久しぶりに聞いたあの言語。しかもそれが連なって聞こえてくる。最初は耐えられたが後々Aは頭を抱えだした。
『……っ』
「****……A？」
頭を痛そうにしているAを見るとすぐに歌うのを辞め、心配してくれた。
『……今は大丈夫そうだよ』
「なんか……ごめんね」
『大丈夫だから……』
……別の遊びをする事にした。一緒に絵を描いたり、会話をしたり……さっきまでの痛みを忘れるほど楽しかった。
『そろそろ帰るね！』
「……ちょっと待って！」
……ﾄﾞﾝｯ
大きな音を立てて彼は細い腕を壁につけた。壁はちょっとへこんでいるように見える。
「自分はAが好き……だから……気持ち……教えて？」
『……え…あ……次に教えるから待ってて……ね？』
「早く来てね！」
あれは壁ドンと言われるやつだった。彼はどこで学んで来たのか、そして告白された事……全てがよく理解出来なかった。
次までに返事、決めておこう。
_________
人外が人を学んでいく系好きかもしれない……
今日のアブノマ
夢見る流れ
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ヤラ(プロフ) - 静オケ確かに紳士っぽい！(二重の意味で)そう言うば掻っ攫ったエネルギーどうするんだろ…？ (4月6日 23時) (
レス) @page22 id: 1eee7b043d (このIDを非表示/違反報告)
ヤラ(プロフ) - 赤ずきんさん…ｱﾘｶﾞﾀﾔｰ…ｱﾘｶﾞﾀﾔｰ…じゃ…この拘束具解いてください…赤ずきんさん！(？) (4月5日 11時) (レス) @page21 id: 1eee7b043d (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - ヤラさん» お、凸ってきますね！(心に余裕が出てきたんですけど……) (4月3日 11時) (レス) id: c77d3c6553 (このIDを非表示/違反報告)
ヤラ(プロフ) - ﾅｶｰﾏ(今は愛知に住んでます)！！白夜か罪善さん行ってみ！精神回復するで！(？) (4月3日 11時) (レス) @page20 id: 1eee7b043d (このIDを非表示/違反報告)
ヤラ(プロフ) - …！！！(ひらめくな)罪善さんと白夜のあれ(懺悔)が聞こえるのでは⁈(？) (4月1日 13時) (レス) @page18 id: 1eee7b043d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおり | 作成日時：2024年3月9日 21時
