遅めなバレンタイン ・銀河の子 ページ6
とある女性職員が収容室に入ってきた。
「バレンタインに何を渡せば良いか教えてくれない？」
「バレンタイン……？」
「バレンタインはね、好きな人にプレゼントする日なの」
この職員は好きな人がいて、その人に何かを渡すようだ。
「僕にはよく分からないや……ごめんね？」
「ううん。大丈夫だよ」
そう言って彼女は帰って行った。人間にはバレンタインと呼ばれる日がある事が分かった。銀河の子は誰が好きかを考えてみる。……Aかな？
『こんにちは〜！』
「あっ、A！」
タイミングが良い時にAはやって来た。彼は急いでAの手に小石をのせた。
『これって……？』
「Aだけにしかあげない特別な小石だよ！」
『特別なの？』
「うん！ だって他の所に行っても僕何もしないから！」
『じゃあ、私の部屋に置いておくね』
そんな会話をして作業は終わった。銀河の子はAの部屋が小石を通して見れる事の興奮でずっと口角が上がっていた。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
今日の夜、Aは部屋に貰った小石を置く。小石を撫でてみるとどこからか彼の声が聞こえてきた。
「くすぐったいって！」
『感覚ってあるんだね』
彼に軽くプンプンと怒られた。が、照れていたのかそんなに効果は無いような気がした。
『……でもそれが君がよく言う「愛している」っていう奴じゃない？』
「僕の言葉を引っ張ってくるのはやめて……」
『大丈夫、何があっても銀河の子は大好きだからね！』
そう言って彼女はベッドに座った。もちろん小石と一緒に。
「今日は落ち着かないなぁ……」
彼はドキドキし過ぎて休む事が出来なかったそうです。
_________
ホワイトデーが近かったので。(コメントとお気に入り、評価してくれてありがとうございます！ 私も白夜の使徒になりたい……)
ホワイト同士の争い ・白夜、静かなオーケストラ→←アブノマのお勉強会 ・「何もない」、知恵を欲する案山子
今日のアブノマ
夢見る流れ
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ヤラ(プロフ) - 静オケ確かに紳士っぽい！(二重の意味で)そう言うば掻っ攫ったエネルギーどうするんだろ…？ (4月6日 23時) (
レス) @page22 id: 1eee7b043d (このIDを非表示/違反報告)
ヤラ(プロフ) - 赤ずきんさん…ｱﾘｶﾞﾀﾔｰ…ｱﾘｶﾞﾀﾔｰ…じゃ…この拘束具解いてください…赤ずきんさん！(？) (4月5日 11時) (レス) @page21 id: 1eee7b043d (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - ヤラさん» お、凸ってきますね！(心に余裕が出てきたんですけど……) (4月3日 11時) (レス) id: c77d3c6553 (このIDを非表示/違反報告)
ヤラ(プロフ) - ﾅｶｰﾏ(今は愛知に住んでます)！！白夜か罪善さん行ってみ！精神回復するで！(？) (4月3日 11時) (レス) @page20 id: 1eee7b043d (このIDを非表示/違反報告)
ヤラ(プロフ) - …！！！(ひらめくな)罪善さんと白夜のあれ(懺悔)が聞こえるのでは⁈(？) (4月1日 13時) (レス) @page18 id: 1eee7b043d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおり | 作成日時：2024年3月9日 21時
