しピだ！(支部ピカピカ大作戦！) ・オールアラウンドヘルパー ページ28
オールアラウンドヘルパーは元々掃除ロボットでもある。掃除ロボットの頃のなごり(？)で少しの埃でもすぐに掃除しだすのだ。……もちろん、ちゃんと掃除用具だ。
「Aサン！ 今日ハオ掃除日和！」
『そうだね、掃除でもする？』
「ハイ！」
機械らしいカタコトの言葉で喋るのが愛らしくてついつい話にのってしまう。
小さなボディから色んな掃除用具が出てくる。雑巾やスプレー、小さなホウキとちりとり。どれも必要な物だ。
「Aサンハココヲ！」
『お、分かった！』
彼から雑巾をもらうと綺麗に壁を拭き始める。試しに軽く拭いてみるとすぐに黒くなった。
隣を見てみると彼が恐ろしいスピードで掃除をしている。流石ロボットだ。
「……トドキマセン！」
『自分が拭いてあげるから……』
そんな彼でもサイズの壁は越えられなかった。ちょっと上にあった汚れを代わりにAが拭いてあげた。
「……綺麗！ 完璧デス！」
『次はどうするの？』
彼は少し考え始める。次はどこを掃除するのか……
「外デス！ 外ニデマス！」
『外の汚れをとりに行こう！』
Aが収容室の扉を開けると彼も後ろからついてきた。彼は外に出ると視線が色んな所に向いていた。
「……ココ！」
『確かに汚れているね』
他の職員に見られながら掃除をする。たまにパニックになりかけて通るオフィサーも居た。
「お、今日は一緒にお掃除かい？」
『うん、オールアラウンドヘルパーが出たいって言ってたからね』
「へぇ、頑張ってね！」
「私モ頑張リマス！」
Aと同じ部門の職員が声をかけてくれた。他の部門と違って他の職員もアブノマに興味がある人が多いのでちょっと嬉しい。
「ア、アッチモ！」
『え、本当だ！』
彼がどんどん汚れを見つけて行くので終わった頃には結構歩いていた。
『……どう？ ピカピカかな？』
「完璧！大成功デス！」
『良かった、頑張った甲斐があったね！』
一緒に仲良く帰る姿が見られたのだった。
________
おめめが可愛いよね。1台欲しい。
初めての感情 ・捨てられた殺人者→←いつも頑張っている貴方へ ・黒の兵隊
今日のアブノマ
夢見る流れ
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ヤラ(プロフ) - 静オケ確かに紳士っぽい！(二重の意味で)そう言うば掻っ攫ったエネルギーどうするんだろ…？ (4月6日 23時) (
レス) @page22 id: 1eee7b043d (このIDを非表示/違反報告)
ヤラ(プロフ) - 赤ずきんさん…ｱﾘｶﾞﾀﾔｰ…ｱﾘｶﾞﾀﾔｰ…じゃ…この拘束具解いてください…赤ずきんさん！(？) (4月5日 11時) (レス) @page21 id: 1eee7b043d (このIDを非表示/違反報告)
かおり(プロフ) - ヤラさん» お、凸ってきますね！(心に余裕が出てきたんですけど……) (4月3日 11時) (レス) id: c77d3c6553 (このIDを非表示/違反報告)
ヤラ(プロフ) - ﾅｶｰﾏ(今は愛知に住んでます)！！白夜か罪善さん行ってみ！精神回復するで！(？) (4月3日 11時) (レス) @page20 id: 1eee7b043d (このIDを非表示/違反報告)
ヤラ(プロフ) - …！！！(ひらめくな)罪善さんと白夜のあれ(懺悔)が聞こえるのでは⁈(？) (4月1日 13時) (レス) @page18 id: 1eee7b043d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かおり | 作成日時：2024年3月9日 21時
