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▼sidestory▲ ページ36

・(ドラマ2話手前の話です)


雪『…。』

先生の授業が終わってから、私は先生に準備室にいろ。と言われ、先生の言う通りに準備室のソファに
座っていた…。

そして先生は、前でパソコンの画面と向き合って、
手を動かして何か打っていた。

雪『……。』((こくっ…こくっ…

柊「…雪?」

私は、澪奈ちゃんが“自○”してしまった理由をさらに
深く考えていたら、私は目を閉じてしまっていた…

柊「…雪!」

雪『……ふあっ…!?』

柊先生から肩を叩かれ、驚いて私は目を開けた。

柊「…雪。眠いならもう寝ていいよ?」

雪『…いい…、です…。』

先生は私の頭を撫でながらそう言うが、ぼやける視界を擦りながら、首をブンブンと振った。

柊「…はぁ…。そんな眠たそうな顔でそんな事言っても、説得力ないから。

ほら、寝っ転がりな。」


寝ぼけて中々動かない私を、先生は軽々と持ち上げて、ソファの上に寝かせた後に、先生が着ていた茶色のコートを私の身体にかけた…。


雪『…せん、せぇ…。』

柊「…ん?どうした?」


寝ぼけて回らない口を必死に動かして、先生の顔を見て言った。


雪『…わた、し…。


“ひとりが…、こわい…。”』


柊「…!」


今にでも寝てしまいそうな自分と闘いながら、私は口を動かした。すると…、


「「「ぎゅっ…。」」」


柊「…雪、大丈夫。





“俺が、ずっとそばにいるから…。”」


そう言って私の手を握った後に、頭を優しく撫でてきた。


雪『…ん…ぅ…。』


私は先生から頭を撫でられている間、何故か凄くホッとして、落ち着いていられた…。

多分、今日1日だけで色んな事があり過ぎて、疲れがいつも以上に溜まってるんだろう。


そんな事を考えていたら、私はいつの間にか瞼を閉じて、眠りについていた…。






柊「…寝た、か…。」


「「「カシャっ…。」」」


柊「…寝顔も寝てる時の仕草も可愛いなぁ…♪」



柊「…本当は、このままずっと一晩中雪の寝顔を
見ていたいけど…。


…そういう訳にはいかないからなぁ…。」







柊「…さて、“闘いの始まりだ…。”」




雪が映っている写真を見ながら、柊一颯は怪しい笑みを浮かべながら、楽しそうに呟いた…。


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柊&雪(作者←) - 白桜姫様 ありがとうございます!!(´∀`*) (2019年1月16日 17時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 面白かったです!^ ^ (2019年1月16日 0時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 琴様 …。すみません抜けてましたッッ!!!(大汗)←(深夜投稿者の悪い癖←) (2019年1月10日 22時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 初コメ失礼します。多分なのですが、8話抜けてませんか? (2019年1月10日 21時) (レス) id: 88fe99195c (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 蘭月様 態々コメントありがとうございます!!頑張って話作りますっ!!(`・ω・´) (2019年1月7日 23時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2019年1月7日 17時

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