▼15話▲ ページ16
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柊「…雪。ちょっと生徒の物を回収してくるから、
少しここを開けるぞ。」
どうやら、さっきの感じだと、電気機種を持っていた男子生徒がいたらしい。
それで、今から先生が回収しに行くらしい…。
雪『(…ん？待てよ…。先生が準備室から出るって事は、ここの部屋は“私だけ”になる…。つまり…。;;)』
私は、一筋の希望が見えた…。
しかし…。
柊「あ、1つ言っておくけど、俺がいない間に何か
したら…、
“分かってるよね？”」
雪『ッ…！！！;;』
そんな私の願望は、早くも崩れ落ちた…。
準備室に、先生の冷たい低い声が響いた…。
私は先生の言葉の意味を、頭の中で深く考えたら、
だるくて動きにくい身体は、“恐怖”で満たされ、
震えが収まらなかった…。
-数分後…-
雪『…。』
先生が、準備室を出て行ってから数分。
私はソファの上で、策を考えていた。
雪『(…“ケータイ…。”)』
そう、ここは美術準備室。とゆうことは、柊先生が
さっき回収した、私達の鞄やケータイがある。
つまり…。
雪『(お姉ちゃんと、私のケータイ…が、すぐそこにある…。;;)』
私はゴクリと喉を鳴らし、私は先生が戻って来ているかを確認して、皆んなの鞄が入っている袋に触れた。
雪『(確か…お姉ちゃんと私のケータイを入れたのは
紐が長い方の袋だったから…2つ目、かな。)』
私は長い紐の袋を開け、漁り始めた。
雪『(私のケータイの中身、は…“ゲームと電話”しか
入ってないから…。お姉ちゃんのケータイから、
誰かに電話…した方が、いいかも…。;;)』
頭の中で脳内会議をしながら、私は急ぎながら、
お姉ちゃんの鞄を探した。
雪『(先生が帰って来る前に、早くお姉ちゃんのを
見つけないと…っ！！;;)』
焦りながら袋の中を探している時、脳裏に笑っているお姉ちゃんと、お姉ちゃんと一緒に笑いあっている澪奈ちゃんが映った…。
雪『(っ…なんだろう…今の…。;;)』
脳裏に浮かんだ2人を見て、私は何故か“あの日”の記憶が蘇った…。
手を動かしながら探していたら、袋からお姉ちゃんの鞄を見つけた。
雪『…！！あった…！;;』
私は思わず声を上げて、お姉ちゃんの鞄からケータイを取り出した。
-この時、私は後悔した。-
「なーにしてるのかな。」
-さっきの先生の言うことを聞いておけば…-
雪『…“せんっ…、せい…。”;;』
-こんな事にならずに済んだのに…。-
next?⇒
次回、結構柊先生がヤバいです…。(真顔)←
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柊&雪(作者←) - 白桜姫様 ありがとうございます！！(´∀｀*) (2019年1月16日 17時) (
レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 面白かったです！^ ^ (2019年1月16日 0時) (レス) id: 65e85aeb0b (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 琴様 …。すみません抜けてましたッッ！！！(大汗)←(深夜投稿者の悪い癖←) (2019年1月10日 22時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
琴(プロフ) - 初コメ失礼します。多分なのですが、8話抜けてませんか？ (2019年1月10日 21時) (レス) id: 88fe99195c (このIDを非表示/違反報告)
柊&雪(作者←) - 蘭月様 態々コメントありがとうございます！！頑張って話作りますっ！！(｀・ω・´) (2019年1月7日 23時) (レス) id: 2ee456362e (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年1月7日 17時
