勉強の話-1- ページ11
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響くたくさんの鉛筆の音、
シャッシャと目立つ丸つけの音
さっき先輩の健人くんから呼び出しをくらい
友達の塾を手伝って欲しいと頼まれた。
手を合わせてすごく腰を低くするものだからOKするしかない。
亮「いや〜助かる！」
廉「丸つけだけっすけど」
亮「それだけでもすごい助かる！」
巷じゃ有名な塾で、阿部ちゃん先生とか他には如恵留さんとかが居て
今日は健人くんが手伝う日だったらしいけどどうしても断れない用事が出来、ピンチヒッターで俺だ。
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廉「っつ〜！終わりました！」
亮「おお早いね！じゃあ次はこっちの小学生の作文の漢字の添削お願い！」
廉「了解っす！」
目がチカチカしてくるのは当たり前だろう。
今の子たちは字かとても綺麗で
昔の俺は酷かったし、今も全然だ。
A「廉の隣で授業受けると手がぶつかるから嫌」
そんなことをアイツは今でも言う。
右利きと左利きの運命だ、
だったら逆に座ればいいのに。
そう言うといつも同じリアクションをとって天才！と声を出す。
あ、そうだ。
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亮「.....あれ、彼女？」
廉「いいえ幼馴染です」
塾のバイト経験のあるAを呼んだ。
小学生の授業くらいはお手の物だと豪語していたが
本当に小学生の目がキラキラしてて話をしっかり聞いている
ちょっと、ちょっとだけ惚れ直した。
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そんな小さな‘ 好き ’を見つける度に俺の恋は長引く。
これがきっと10年も片想いしている理由なのだとたまに思うのだ。
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のんのん - めちゃめちゃ面白かったです！廉くん好きなので嬉しかったです。いつでも続き書いてもいいです笑結婚式とか見てみたいなぁ (2019年7月21日 8時) (
レス) id: fc09f0e23e (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - めっちゃこのお話好きです！！sumikaのまいったっていう曲と合いすぎて勝手にすごい好きです！完結まで頑張ってください！楽しみにしてます！！ (2019年6月16日 16時) (レス) id: f5c8033c34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ながばし
| 作成日時：2019年5月6日 19時
