花宮の後輩が霧崎第一に来たようです (ページ30)

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僕はボールを運ぶ。

「来ないなら打とうか」

ハーフラインを超えずシュートの構えをし打った。そのシュートは綺麗な音を響かせ籠へと入った。

「ナイッシュークロくん」

「どうも｣

僕は返事をし目の前を見る。僕と青峰の1on1。
僕はビデオの記録を思い出す。

「残念。そこは穴場だ」

スパンッ。

「また止めたぞ！」
「キセキの世代と同格に戦えるとか･･･やべえ」

そのままレイアップを決めに行くが当然青峰は追いつく。無理に行ったらこちらが怪我をする。かといってファールが狙えない訳でもない。
＿＿＿でもまあ安全第一だよね。

僕はカズ先輩に回した。
リバウンドはラフプレーの嵐。

「あー痛そっ」

「てんめ」

「ふふっ」

僕はわらった。含みのある笑みで。

＿＿以外。でもその表情は好きだなぁ。