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ユリがあのとき、ハリーとセドリックと一緒に現れた理由については、さまざまな憶測がたてられていたが、誰もユリ本人には聞いてこなかった。
ダンブルドアが朝食の席で学校のみんなに話したそうだ。
三人をそっとしておくよう、迷路で何が起こったかと質問したり、話をせがんだりしないようにと諭しただけだったという。
ハーマイオニーとロンはもうすべて知っていたけれど、四人は、変わらず四人でいた。
学期末のパーティーで、ダンブルドアがついにヴォルデモートの復活を全校に告げた。
パーティーは毎年のように賑やかにとはいかず、あくまで厳かに執り行われたが、親子喧嘩の結末と一人の人間の死は、ついに知らされることは無かった。
「ユリ」
帰る日は、美しい夏の一日だ。
ユリは名前を呼ばれて、あたりを見回した。
セドリックがトランクを引っ張って石段を上ってくるところだった。
ハリーと話しているフラー・デラクールをちら、と見て、前と変わらない、ハンサムな笑みを浮かべる。
「僕、君に助けてもらったのを、昨夜思い出したんだ」
ユリにしか聞こえないような、小さな囁きだった。
「フードの男の杖がこっちに向いて、僕、動けなかった。引き寄せの呪文を使ったのは君だろう？まだお礼を言えてない」
「……」
「ありがとう」
ユリは何とも言えない顔で目の前の整った顔を見つめる。
何を言うべきかわからず、口を開いたり閉じたりしていたが、それをセドリックが止めた。
「もう、これであの夜の話は終わりにする。あまり思い出したくないだろうし……僕もそうだ」
そのとき、セドリックの名が呼ばれた。
そちらに目を向けると、彼の友達が一人分席を開けて、手招いている。
「じゃあ、僕はこれで」
「うん。いい夏休みを、セドリック」
「君も」
セドリックは一つハグをくれて、さらに馬車の上からも小さくユリに手を振り、それで去っていった。
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あまね(プロフ) - いっぱいちゅき！ (2023年2月12日 23時) (
レス) @page46 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - 不死鳥の騎士団編がみたいだけなのにTwitter運営さんはそれを許してくれないようですかなし (2023年2月12日 14時) (レス) id: 29bd455e8b (このIDを非表示/違反報告)
ダイアナ(プロフ) - みや。さん» ま、また凍結されてますね、、、ついてないですね、、、🥺 (2023年2月12日 14時) (レス) @page46 id: 29bd455e8b (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - みやさんの不死鳥の騎士団見たいですね(๑•̀ㅁ•́ฅ✨ (2023年2月11日 19時) (レス) @page46 id: b396ddc2bf (このIDを非表示/違反報告)
みや。(プロフ) - ダイアナさん» 一週間が経ってしまったので、移行しました。よろしくお願いします🙌 (2023年2月10日 13時) (レス) @page46 id: f8ad011ce4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや。 | 作成日時：2022年9月21日 19時
