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「脱狼薬の作り方教えてください！」
「ワクワク個別質問教室」にやってくるなり、ユリはそう言った。
スネイプがルーピンの代わりに「闇の魔術に対する防衛術」の教鞭を執ったその日の放課後である。
彼が出した宿題…人狼の見分け方と殺し方について調べていたら、脱狼薬が出てきたのだ。
それは、あのたった一度見た青い煙の立ち上る薬だった。
ここまでヒントをもらえば嫌でも気づく。
ルーピンは人狼なのだ。
だから今日の授業に来なかった。
だから、スネイプは調合の難しい脱狼薬を作っているのだ。
スネイプはこんなに早く気づくと思わなかったのだろう、失敗を自覚したように眉間を揉んだ。
「……このことは他には？」
「言ってません！モチロン！」
そう言うと、安心したように、あるいはどこか残念そうに眉間の皴を緩める。
そして、なお険しい顔で考え込む様子に、ユリは頼んだ身で驚いた。
一も二もなく突っぱねられると思っていたから。
しかし結局、断られてしまった。
曰く「お前には先にやることがある」と。
まあたしかに、と思ってそれに関しては身を引いたが、次の日。
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にはろ(プロフ) - ノアさん» ありがとうございます！ (2022年5月31日 20時) (
レス) id: f8ad011ce4 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 更新待ってました！とても面白いです😁これからも読み続けます‼︎ (2022年5月30日 21時) (レス) id: 525cb5e5d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや。 | 作成日時：2022年5月29日 17時
