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何かの間違いではないか。
だって、だって、これでは自分が「魔法薬学」の学年一位ではないか。
どう見ても点数が3桁に乗ってるの自分だけだし。
100点満点で117点なんて、やっぱり何かの間違いだ。
ユリはすでに貼り出し作業の手伝いをしていたスネイプに、名前順が一つ上の、ダフネ・グリーングラスを指さしながら言った。
「スネイプ先生！魔法薬学の私の成績、一個上のダフネと間違ってませんか」
彼女はスリザリン寮だ。
頭がいいとか魔法薬学が得意だとかいう噂は聞いたことがないけれど、グリフィンドールの自分よりもスネイプがこの点数をつける可能性は高い。
しかしスネイプは眉を顰めて口を開いた。
「我輩がそのようなミスをおかすとでも？」
「だって私が学年一位になってます」
「そうとも。そのとおりだが」
ユリはいよいよ口を開いて、自分の成績とスネイプを見比べた。
なんで、どうして。
あ、そういえば余計なことをたくさん書いた記憶がある。
それがよかったんだろうか。
まあそれも答案が返ってくればわかることだ。
思いの外他の教科もだいぶ好く、ユリはハーマイオニーと、三人のレイブンクロー生と一人のスリザリン生につづいて学年で6番目の成績だった。
上々だ。
帰ったらじいちゃんに自慢しよう。
きっと彼だったらダームストラングで一番とか取ってたかもしれないけど。
ともかく、ここまでくれば寮への道もわかる。
時刻は既に七時を回っていた。
ユリはマクゴナガル先生に挨拶をし、スネイプには礼を言いつつ(無視された)寮へ戻る道を踏み出した。
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にはろ(プロフ) - 理緒さん» ご意見ありがとうございます！修正しました。今後ユリという名前に関する記述が少し出てくるかと思いますが、無視していただければ大丈夫です。 (2022年4月19日 21時) (
レス) id: f8ad011ce4 (このIDを非表示/違反報告)
理緒(プロフ) - 名前ってユリになってるんですがリノを使いたいのですが変えれませんか？ (2022年4月19日 10時) (レス) id: 946438c0c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや。 | 作成日時：2022年1月24日 13時
