どりーむまんしょん【プロ野球】 (ページ6)

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６部屋目☆集まった同期組ページ6

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510号室側のエレベーター(通称元祖のエレベーターというらしい)で一階まで降り、しばらくさまよった後、無事に食堂に辿り着く事が出来た。

エレベーターのスピードが物凄くゆっくりだったのは気にしない事にして。

入り口で固まっていると、部屋の奥からエプロン姿の人が。

えーと確か...慎吾さんの電話の相手の。

？「あ、初めまして！近藤健介です！よろしく！」

「AAです、よろしくお願いします！」

慎吾さんが電話した時私の事は話したのか、近藤さんは奥の厨房らしき場所に行ってしまった。

厨房というほどの大きさは無いと思うからそう呼んでいいか分からないが。

近藤「はいこれ！ちょっと新しい調味料で実験していたやつの余り物なんだけどよかったら食べて！」

笑顔で近藤さんが渡してきたトレーを見ると、美味しそうなチャーハンだった。

言い方がとても怪しいが...笑

「ありがとうございます」

トレーを受け取り、近くにあったテーブルにつく。

「いただきまーす」

朝からチャーハンなんて贅沢だなあ...

ご飯をスプーンですくって食べる。

お、美味しい...

近藤「味はどうかな笑」

「すごい美味しいです！」

近藤「ありがと、それはよかった...そういえば、敬語使わなくていいよ？年上とか全然気にしないで！」

「私、24ですね...いいんですか？」

近藤「え、24！？」

？「俺たちと同期じゃんwww」

厨房の方から、誰かの声がした。

？「マジか...wってか、うわさわぁーお菓子無くなるわー」

？「ん？あーごめんごめん」

声の主は、うわさわさんというらしい。

お菓子をちょいちょいと摘んでいた。

？「それなら僕と慎吾とも同学年かー」

また新たに人がっ！

？「あっごめん、紹介が遅れたわ。上沢直之です。こいつは松本剛」

松本「えーと...Aさんだよね、よろしく！」

「はい、AAです、よろしくです！」

近藤「そういやキングダムさん来るから沢山作っとかないとな」

近藤さんはそう呟くと忙しそうに厨房に戻っていった。

同期だけの空間になっている食堂で、色々な話が出来たし...皆話しやすく、タメ口だったりあだ名で話せるようになったのも良かったかな。

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上沢直之
402号室。
既婚のためマンションにいる時間は少ないが食堂に引っ張りだこ。

松本剛
401号室。
同期会のMCを務める。Aのお気に入り。