3 北山side ページ3
葵ちゃんから、今日はAとデートですよね？って聞かれて、｢うん｣と答えた。
すると吉川が俺を見て言った。
｢あ、今日はこの前オススメしたお店行くんですよね？
絶対Aさんも喜ぶと思いますよ〜｣
｢だといいな〜。こないだ教えてもらったカフェも、アイツ気に入ってくれたみたいだし｣
今日行こうと思ってる店は、吉川が教えてくれたエスニック系の居酒屋で、ホームページ見たら、Aも好きそうな感じだった。
｢北山さん、ちょっとだけ話したいことがあるんですけど…｣
｢うん？｣
葵ちゃんが俺から吉川に視線をずらした。
｢あ…、じゃあ私は失礼しますね。北山先輩、また来週〜｣
｢おう、おつかれ〜。
…で、どしたの？話って二階堂のこと？｣
｢いえ…｣と言いながら、葵ちゃんは、吉川の後ろ姿を見ながら話し出した。
｢あの人が吉川さんですか。北山さん、彼女と仲いいんですね｣
｢ん？あーまあね。営業担当同じだし｣
｢へぇ〜。彼女にお店教えてもらったりとか、よくあるんですか？｣
なんか…葵ちゃん顔怖くね？笑
｢ま〜吉川って結構色んな店知っててさ。Aと好みも似てるみたいだからオススメとか教えてもらったりしてる｣
｢…そうですか。きっと彼女、まだ北山さんのこと諦めてないんでしょうね｣
｢えっ？いや、そんなことはないと思うけど…てか、知ってんだ。笑｣
｢まあ大まかには。Aも色々悩んでましたから。
…それに、まだ気持ちがあるからわざわざ手作りチョコくれたんだろうし｣
｢えっ？！｣
何で？いや、別にやましいことは無いからいいんだけど。
でも…Aにも言ってないのに。
｢やっぱり気付いてないんですね。もちろん、Aも知ってますよ｣
やっちゃったな〜…
わざわざ言う必要が無いと思っただけで、別に隠してた訳じゃない。
こんなことなら、さっさと食べて箱も紙袋も捨てとけば良かったな…
つーか、何でAも聞いてこなかったんだろ。
ほら、今日だって至って普通だし。
まー残業続いてるみたいだから、ちょっと疲れてる感じはするけど、いつものAだ。
俺にとっては何でもないことだけど、確かにAにはイヤな思いさせた。
｢今日会ったら、さっさと白状して下さいね｣
さっき葵ちゃんに言われたしな。
そして俺は立ち止まってAを呼び止めた。
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由貴(プロフ) - こんばんは凄く良いですね!!続きが気になります!! (2015年6月24日 0時) (
レス) id: bf39404b50 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - アクビさん、お久し振りです。ひとまず仲直り★といったところでしょうか…。今後、また何かが起きる予感？！ですが、よろしければご覧くださいね。 (2015年6月22日 14時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
アクビ(プロフ) - みっくんと藤澤さん仲直りしてくれてよかったあ。何気にめっちゃ心配してました(^_^;) (2015年6月21日 22時) (レス) id: 955e42d8a3 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 光香子さん、いつもご覧頂いてるようで、ありがとうございます。私もラブラブなシーンを書きたいと思ってるんですが…笑。引き続きよろしくお願いします。 (2015年6月1日 0時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - まなたろさん、みっくんを応援してあげてください笑！今後ともよろしくお願いします笑…★ (2015年6月1日 0時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2015年5月26日 22時
