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面倒な休日出勤もあと少しで終わりだ。


連休3日目の今日、外線や内線がほとんど無いから、事務処理もスムーズに進み、後は定時になるのを待つだけ。






そうだ、明日の天気でもチェックしとこ。

水族館は海辺だからちょっと肌寒いかな〜


あれから北山さんと何度かLINEのやり取りをして、お互い観たいと思っていた映画があったので、水族館の前に観に行くことになった。



水族館に行くのは久しぶりだから楽しみだな〜と思いながら、来週からの仕事の予定を確認した。




あ、玉森くんは来週からあっちの研修だから、こっちには新人の男二人が来るんだったな。

会計課には2つの係があり、両方の研修をした上でどちらに配属かが決まる。





そう言えば今日だったな、玉森くんと千葉ちゃんのデート。
確か遊園地に行くって言ってたっけ。
いいなー笑。

もし次があったら、北山さんに遊園地提案してみようかな。









…それにしても、この前の玉森くんにはちょっとドキドキしたなー。

いつもみたいな、かわいらしい感じじゃなかったし。



宮っちを慰める会の後。

二人で飲み直そうってことでバーに行った。



「…俺は千葉さんより、藤澤さんとデートしたいですけどね」


彼が私の目を見て真顔で言うから、一瞬、え?と思ったけど、「ふふっ、もう今してるじゃん」と受け流した。



「これはデートじゃないでしょ〜。
てか俺、年下より年上の方が好きなんです。藤澤さんは年下とか興味ありませんか?」



昔、4つ下の人と付き合ったことがあるけど、

「ん〜どうだろう?好きになれば関係無いと思うけどね」

と答えておいた。


「じゃー年下の彼氏がいけるかどうか、俺で試してみます?」

彼はいたずらっぽい笑顔で言った。


「ん〜とりあえず遠慮しとく。笑」



「えー?俺じゃダメですかぁ?」

彼はすねたような顔でカクテルを飲んだ。


「モテる人と付き合うのって色々大変でしょ?私が玉森くんの指導係に決まった時も、かなり周りの女子達に羨ましがられたもん。
特に千葉ちゃんね。笑」



「んはは。
ま、とにかく俺とデートする気になったら
いつでも言ってください♪」



「あはは、分かった」





普段は草食でかわいらしい感じでなのに、たまにああいう男の顔をして、攻めてくる。

その表情がまた、妙に色っぽくてカッコいい。


わるい男だ…笑。



そんなことを考えてると、定時の時間になった。

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設定タグ:北山宏光 , 玉森裕太 , キスマイ   
作品ジャンル:恋愛
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みぃ(プロフ) - ありがとうございます。コメント遅くなりスミマセン。今後もよろしくお願いします★ (2015年4月12日 19時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
玉ヶ谷由貴(プロフ) - 格好いいですにゃん!!みっくん♪ (2015年4月3日 21時) (レス) id: 08fed4a8fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃ | 作成日時:2015年3月28日 23時

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