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｢そうそう、小泉さん。この前すすめてくれた、○○の水族館、今度行くことになりました｣
｢え、誰と誰と？｣
小泉さんがお弁当を食べる手を止めて聞いてきた。
｢この前のコンパで会った人です。どっか行きたいとこあるかって聞かれたんで｣
｢へえ〜、なんか楽しそうじゃん♪
デートであの水族館に行くなら、やっぱり夕方
から夜にかけてがいいんじゃない？オープンか
らしばらくはライトアップしてるらしいよ｣
｢そうなんですよ〜。ちょっと調べてみたら、ライトアップのこと書いてたんで、夕方から行くことにしました｣
｢いいじゃん。で、相手はどんな人なの？｣
残りの昼休みの時間は、北山さんの話で盛り上がり、
｢チャラかわいい彼の写メよろしく〜｣
という小泉さんの要望で昼休みを終えた。
玉森くんは異動して来て二週間を過ぎ、仕事にもだいぶ慣れてきた様子で、並んで仕事をするうちに、私たちの距離も徐々に縮まってきた。
いつものように仕事をしながら雑談していると、彼が小声で話し始めた。
｢てか藤澤さん、千葉さんってどんな子なんですか？｣
｢千葉ちゃん？｣
｢はい。なんか俺、すごい気に入られてるみたいなんですけど｣
｢そうなの？良かったじゃん｣
｢いや〜そうなんですけど、ちょっと若すぎるってゆーか、勢いがすごいってゆーか…笑｣
確かに、玉森くんの異動をイチバン喜んでいたのは彼女かもしれない。
彼の異動が決まったときも、
｢玉森さんって、社内でもかなり上位のイケメンですよねぇ！ウチの部署ってイケメン居ないから、つまんないなーと思ってたんですよぉ｣
と、昼休みに大きな声で言っていた。
千葉ちゃんは、ザ・イマドキって感じの天真爛漫な女の子で、短大卒で去年入社したばかりの21歳。
人懐っこい子で、悪い子じゃないけど…
正直あんまり得意な人種ではない笑。
｢確かに勢いはある〜笑。まだ21歳だしね｣
｢確かに若いですよね〜。
この前の歓迎会で、今度遊びに行きましょうって誘われてるんですけど、二人だとなんか疲れちゃいそうで。笑｣
｢あはは〜。まあ明るい子だし、行ったら案外楽しいかもよ？｣
｢そうかな〜笑｣
と言って、ため息混じりに仕事を続けていた。
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みぃ(プロフ) - ありがとうございます。コメント遅くなりスミマセン。今後もよろしくお願いします★ (2015年4月12日 19時) (
レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
玉ヶ谷由貴(プロフ) - 格好いいですにゃん!!みっくん♪ (2015年4月3日 21時) (レス) id: 08fed4a8fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2015年3月28日 23時
