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そのまま葵と話し込んで、追い出されるようにランチの店を出た頃には、空が暗くなっていた。


そして、葵と分かれて帰りの電車を待っていた時、ふと北山さんのことを思い出した。


とりあえずLINEしとこうかな。

でももし杏奈ちゃんみたいに断られたら、振られたみたいでなんか嫌だな…笑




>こんばんは。
連絡遅くなりましたm(__)m
先週はやっぱり仕事がバタバタしてました〜

北山さんもこの時期は忙しいんじゃないです か?
休日出勤あるって言ってたし。




送ったところで電車が来た。

するとすぐにスマホが震えて、北山さんから返事が来た。





>>やっと連絡来た〜
待ちくたびれた笑

仕事お疲れ。
俺は今まさに休日出勤の帰り〜。
電車で寝かけてた笑。




>そうなんですか?!
北山さんこそ、お疲れさまです。
睡眠の邪魔してゴメンなさい笑。

さっきまで葵と会ってて、
私も今帰りなんです。




>>そうなんだ〜
今どこなの?もしそのまま帰るだけなら、
これからメシでもどう?









お互いわりと近いところに居たので、中間で合流してご飯を食べることになった。









「急に誘ってゴメンね?なんか腹減ったな〜と 思っててさ」


「大丈夫ですよ。もう帰るだけだったんで」


「そお?良かった。
じゃあ頼もうぜ〜。何がいい?」





そこは韓国料理のお店で、席が半個室になっていて、落ち着いた雰囲気だった。


北山さんは話し上手だし、料理も美味しくていい感じにお酒も進み、気づけば数時間が経っていた。




「…ねえ、今度はどっか遊び行かない?」


「いいですよ、どこ行きます?」


「そうだなー。Aちゃんどっか行きたいとこある?」


「そうですねぇ…。
あ、ベタですけど、最近できた○○の水族館とか。職場の人にオススメって聞いたんで」


「おっけ、じゃあそこにしよ。楽しみ〜♪」





そうして北山さんと店を出ると、雨がポツポツ降ってきた。

「今日降るなんて言ってなかったのに〜」


「よし、行こっ」

と言って、北山さんは私の腕をつかんで走り出した。

14→←12 作者より



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設定タグ:北山宏光 , 玉森裕太 , キスマイ   
作品ジャンル:恋愛
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みぃ(プロフ) - ありがとうございます。コメント遅くなりスミマセン。今後もよろしくお願いします★ (2015年4月12日 19時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
玉ヶ谷由貴(プロフ) - 格好いいですにゃん!!みっくん♪ (2015年4月3日 21時) (レス) id: 08fed4a8fe (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みぃ | 作成日時:2015年3月28日 23時

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