9 玉森side ページ9
小泉さんの復帰飲み会は盛り上がった。
Aさんとのことを急に聞かれた時はビックリしたけど。笑
でも、俺とAさんはお似合いだと思ってたって言ってもらえたのは、ちょっと嬉しかったな〜。
Aさんのことはまだ諦められそうにないから、俺に新しく好きな人ができるとか、Aさんが結婚するとかまでは、きっと俺の気持ちも、Aさんとの関係もこのままだと思う。
そして飲み会は、主役不在の二次会へ突入しようとしていた。
宮田は彼女に呼ばれて、嵐のように帰っていったし、俺もちょうど地元の友達からの飲みの誘いが来たので、そっちに合流することにした。
駅に向かって歩いていると、これから北山さんちに向かうAさんが居たから、一緒にタクシーで行こうと誘った。
「へぇ〜小学校からの友達なんだ。じゃあ幼なじみみたいな感じだね」
「そうですね〜。
なんかあいつらからのさっきの電話、やけにテンション高かったんでちょっとイヤな予感もしてますけど。笑」
「そうなんだ〜。家飲み?」
「いや、どっかの店に行くみたいなんですよね〜。今●●の駅前で待ってるらしいんですけど」
「そっか、楽しみだね」
そしてAさんは先に降りて、俺は友達2人と合流した。
「んで、どこ行くの?」
「フッフッフッ、コイツが"恋"してる相手に会いに行くんだよ〜♪」
シンヤが不敵に笑いながら、マサトを差して言う。
「え?何それ笑?恋してるって…、あ、確かコンパで会った子って言ってたっけ?」
俺はマサトに向かって聞いた。
「いや〜実はさ…まあ行けば分かるからっ」
「ふーん、そうなの?」
そう言って向かった先は、人で賑わうネオン街。
とあるビルの看板の前でシンヤが立ち止まり、「ここでーす♪」と指を差した。
「え、キャバクラ…?」
「さ!行こ行こ〜」
「ちょっとちょっと、マサトの好きな人ってキャバ嬢ってこと?」
「…まあな。でも、マジでかわいいから!サヤカちゃんって言う子なんだけど…」
店に向かいながらサヤカちゃんの好きなとこを喋りだした。
おいおいマジかよ。
てゆーかキャバ嬢に恋とか…ダメなやつじゃないの?笑
そんなことを思いながら、結構賑わってる店内に入り、席に着いた。
すると「サヤカでーす」と言って、一人の女の人がやって来た。
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泣き虫 - 北山君に抱き締められたいし、 男前だしイケメンだし、かっこいいし彼氏にしたいです。(^ .^)y-~~~ (2019年8月24日 8時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - アクビさん、いつもありがとうございます★主人公とみっくん、ようやく落ち着いたようです笑。他の男子達はどう動くのか…そろそろラストに向けて更新頑張らせて頂きます。 (2015年9月23日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
アクビ(プロフ) - みぃさんこんばんわ!更新ありがとうございます。みっくんがエロ可愛くて思わずコメントしてしまいました(=^ェ^=)藤澤さんは基本的にツンだけど、ふたりがラブラブで嬉しいです(笑)しかし他の男子たちの動きも気になる今日この頃です。 続きも楽しみにしています。 (2015年9月22日 20時) (レス) id: 955e42d8a3 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - アクビさん、ありがとうございます。主人公は小説ならではの、モテ女子です笑。今後もお付き合い頂けると嬉しいです★ (2015年8月24日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 由貴さん、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします★ (2015年8月24日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃ | 作成日時:2015年8月24日 19時