5 北山side ページ5
ふと目が覚めて時計を見ると、朝の6時半。
隣でスースーと気持ち良さそうに寝てるAを見て、なんか嬉しくなる。
朝起きて、好きな人が隣に居るってのはやっぱイイもんだな。
そんなことを考えながら、ふと昨日の情事を思い出し、自然と顔がニヤケる。
昨日は珍しくAがその気だったから、俺もスイッチ入ったら止めらんなくて、結局3回も頑張っちゃった。
個人的には4回目もイケそうだったけど、"さすがにもう無理〜"と言って断られた。
久し振りだったのもあるけど、やっばAがスゲーえろくて…止まんなかった。
可愛い声もらしたり、やらしー顔で煽ってきたり…
でも、上手すぎないトコがいいんだよな。
それなりに経験はあるから慣れてはいるんだろうけど、たまに見えるぎこちない感じとか、恥ずかしがってる感じがたまんねー。
普段見れないAが見れるから、結構レアだったりする。
そして天井をボーっと眺めていたら、初めてAとラブホに行った時のことをなんとなく思い出した。
あれは確か年末だった。
俺んちでレジャー情報誌見てたら、最新のラブホ特集みたいなのが載ってて、俺が食いついた。
誘ったらAもOKしてくれて、その日の週末に早速行った。
「スゲーな、ここ!なんかフツーのホテルより設備いいじゃん。ベッドも広〜っ」
俺はベッドにダイブして言った。そしてそんな俺に、Aはさらっと聞いてきた。
「今まで行った中で何番目くらい?」
「そうだな〜たぶん1番…ってオイ。笑」
「アハハっ、1番なら良かったねー」
Aは笑いながらソファに座って、テーブルに置いてあるメニュー表を見ていた。
「じゃーAは?ここ何番目なの?」
「ん〜メニューもいっぱいあるし…私も1番かな」
Aは、"これ美味しそうだよ〜"とか言って、結構真剣にメニュー見てる。
どんだけ腹減ってんだよ。笑
つーか、なんかやっぱイラっとする。
別にラブホ初めてなんて思ってねえけど…
たぶん俺の方が回数来てるだろうし、人のこととやかく言える立場じゃないのも分かってんだけど…
俺は起き上がって、ベッドに座り直した。
「Aは何も思わないの?」
「何が?」
「…俺が、過去に色んな人とこういうトコ来てたってことに対して」
「え?あー…まぁなんか今さらっていうか、そんなのもう分かってるしね」
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泣き虫 - 北山君に抱き締められたいし、 男前だしイケメンだし、かっこいいし彼氏にしたいです。(^ .^)y-~~~ (2019年8月24日 8時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - アクビさん、いつもありがとうございます★主人公とみっくん、ようやく落ち着いたようです笑。他の男子達はどう動くのか…そろそろラストに向けて更新頑張らせて頂きます。 (2015年9月23日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
アクビ(プロフ) - みぃさんこんばんわ!更新ありがとうございます。みっくんがエロ可愛くて思わずコメントしてしまいました(=^ェ^=)藤澤さんは基本的にツンだけど、ふたりがラブラブで嬉しいです(笑)しかし他の男子たちの動きも気になる今日この頃です。 続きも楽しみにしています。 (2015年9月22日 20時) (レス) id: 955e42d8a3 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - アクビさん、ありがとうございます。主人公は小説ならではの、モテ女子です笑。今後もお付き合い頂けると嬉しいです★ (2015年8月24日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 由貴さん、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします★ (2015年8月24日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みぃ | 作成日時:2015年8月24日 19時