26 北山side ページ27
カフェでのAは、二階堂に厳しかった。
けど、正論なだけにニカはぐぅの音も出ないって感じだった。
あんまり黙ってるから泣いちゃったのかと思ったけど。笑
空気的に、あのまま二人で話し合った方がいいと思った俺は、Aを連れてカフェを出た。
つーか、俺とAも会うのは地味に久しぶりだったりする。
先週は俺の仕事の都合で会えなかったし。
…せっかく会えたのに、このまま帰すわけないじゃん。
・
｢やっぱ週末は混んでるな〜。ほぼ満室だわ｣
チラッと横を見ると、"ラブ"なタイプのホテルに、当たり前のように連れてこられたAは、怪訝な表情で目の前のパネルを眺めていた。
俺はそんなことはお構いなしに、値段も階も一番高い部屋のボタンを押した。
部屋の中は、高いだけあって内装も設備もいい感じだった。
｢初めて二人でラブホ来た時のこと覚えてる？｣
ソファに座って、窓から外の景色を眺めているAの隣に座り、聞いてみる。
｢うん。あそこも結構良かったよね〜ご飯美味しかったし｣
｢今日もさ、あの時みたいに一緒に風呂入ろうぜ｣
｢えー…｣
｢いいじゃん、ラブホ来た時ぐらい〜。…普段は我慢してるんだし｣
Aの方を向いて座りながら、手をにぎにぎしておねだりしてみる。
Aは、俺んちに泊まったときも絶対一緒に入ってくれない。
恥ずかしいとか狭いとか色々理由つけて。
だから、前のラブホで初めて一緒に入ったときはヤバかったな〜
イチャイチャし過ぎて、いい加減にしてよって怒られるぐらい。笑
｢でもみっくんと入るとのぼせるからな〜…前の時も酸欠になるかと思ったし｣
｢俺の貴重なお楽しみなのっ。今日は時間も遅いし、そんなに長く入らないからさ〜｣
口を尖らせて、いーじゃーんと、だだっ子みたいな俺。
おねだり攻撃の手は緩めない。
｢ん〜…、じゃあ私先に入るから後から来て｣
｢よしっ、やったね〜ん♪｣
そして、それぞれ風呂に入る準備をする。
｢A〜もういい？｣
俺はバスタオル一枚で準備万端。
ドア越しに声をかけると、｢いいよ〜｣というお許しが出た。
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泣き虫 - 北山君に抱き締められたいし、 男前だしイケメンだし、かっこいいし彼氏にしたいです。(^ .^)y-~~~ (2019年8月24日 8時) (携帯から) (
レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - アクビさん、いつもありがとうございます★主人公とみっくん、ようやく落ち着いたようです笑。他の男子達はどう動くのか…そろそろラストに向けて更新頑張らせて頂きます。 (2015年9月23日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
アクビ(プロフ) - みぃさんこんばんわ！更新ありがとうございます。みっくんがエロ可愛くて思わずコメントしてしまいました(=^ェ^=)藤澤さんは基本的にツンだけど、ふたりがラブラブで嬉しいです(笑)しかし他の男子たちの動きも気になる今日この頃です。 続きも楽しみにしています。 (2015年9月22日 20時) (レス) id: 955e42d8a3 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - アクビさん、ありがとうございます。主人公は小説ならではの、モテ女子です笑。今後もお付き合い頂けると嬉しいです★ (2015年8月24日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 由貴さん、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします★ (2015年8月24日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2015年8月24日 19時
