1 玉森side ページ1
今日は小泉さんの復帰飲み会。
小泉さんは相変わらずの毒舌キャラで面白い。
Aさんも嬉しそうだ。
てか、宮田なんてやっぱり初日から怒られてたし。
そんなことを思いながら飲んでいると、トイレに立った宮田が座ってた俺の隣に、小泉さんが座った。
｢玉ちゃん、聞いたよ〜？｣
｢なんですか？｣
｢…ついに藤澤のこと口説いたんだって？｣
｢ゲホッゲホッ…｣
俺は焦ってビールを吹き出しそうになった。
｢あはは、大丈夫？そんなに動揺しなくても笑。でも勇気あるよね〜彼氏持ちに告白するなんて｣
｢…まあでも、結局その彼氏と仲直りしてるから、結果的にフラれてますけど｣
｢そうだね〜。でも実は私、結構お似合いかもって思ってたんだよね、あんた達のこと｣
｢へー、ホントですか？｣
｢うん。でもいつの間にか藤澤は今の彼氏とイイ感じだったからさ〜｣
｢俺も自分の気持ちに気付いた頃には、もう時既に遅しって感じでした｣
俺はため息をつきながら、後ろの壁にもたれて座り直す。
｢もう諦めるの？｣
｢ん〜自然に身を任せよっかなって。他に好きな人ができたらそこで終わりって感じですね｣
｢へ〜なんか玉ちゃんらしくていいね、自然体な感じが｣
そう言うと、向こうの席から呼ばれて小泉さんは立ち上がった。
たぶんしばらくは諦めらんないなー。
心のどっかで、またチャンスが回ってくるかも…なんて期待してる自分がいるもん。
"告っても元サヤにおさまったんなら、裕太に勝ち目無いんしゃない？"
この前リカが俺んちに来た日に言われた。
…まあ確かに。
気まずいのはやめましょうって自分から言っときながら、多少は意識してくれるかな〜なんて思ってたけど、Aさんの俺に対する態度は、次の日からも全くと言っていいほど変わらなかった。
俺ってやっぱ全然そういう風に見られてないってこと？
それとも、フワッとし過ぎててあんまり伝わってないとか？
まーでも、気まずくて避けられたりするよりは、今まで通り気さくに話せる方がいいし。
つーかその日、結局リカとヤっちゃったんだよね〜…
"恋人が居ないからって、その間誰ともシないなんて寂しくない？"っていうのがリカの持論。
今になって、その考えに同調してこの関係を続けてきたことを、正直後悔してる。
すると、"そろそろお開きにします〜"という声がした。
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泣き虫 - 北山君に抱き締められたいし、 男前だしイケメンだし、かっこいいし彼氏にしたいです。(^ .^)y-~~~ (2019年8月24日 8時) (携帯から) (
レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - アクビさん、いつもありがとうございます★主人公とみっくん、ようやく落ち着いたようです笑。他の男子達はどう動くのか…そろそろラストに向けて更新頑張らせて頂きます。 (2015年9月23日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
アクビ(プロフ) - みぃさんこんばんわ！更新ありがとうございます。みっくんがエロ可愛くて思わずコメントしてしまいました(=^ェ^=)藤澤さんは基本的にツンだけど、ふたりがラブラブで嬉しいです(笑)しかし他の男子たちの動きも気になる今日この頃です。 続きも楽しみにしています。 (2015年9月22日 20時) (レス) id: 955e42d8a3 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - アクビさん、ありがとうございます。主人公は小説ならではの、モテ女子です笑。今後もお付き合い頂けると嬉しいです★ (2015年8月24日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 由貴さん、いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします★ (2015年8月24日 22時) (レス) id: 3c1280c8ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぃ | 作成日時：2015年8月24日 19時
