YUME' Sキッチン�� ページ45
NOside
『…というわけだ。大体のコツは教えたからな。』
「勉強になりやした。ありがとうございやす」
星牙は一通りのレシピを教えると、スミーは感謝の言葉を送った。
辺りを見ると少し暗く始めている。さっきまで明るかったのが嘘のようだ。
『もうそろそろ夕食作らないとな…今日はここまでだな。今度時間があるときにまた教えてやる。』
「へい、分かりやした。」
星牙は途中までスミーを森の外へと送ると『またな』と一声かけ森の奥へと消えていった。
スミーは急いで船に戻るが帰ってくるのが遅かった為フックに説教を食らった。
その後、フックの夕食を作り始めるスミーは食料庫の中に丁度ハンバーグの材料があったため星牙から教わったレシピを実行した。元々料理は人並みに出来るため何も問題なく調理ができた。
スミーは早速船長室に料理をいつも通り運び、机に差し出した。
スミーは少し自信ありげに今日は頑張ってみましたとフックに皿を差し出す。
フックがハンバーグをナイフで少し切れ込みを入れると肉汁が噴き出した。フックは一口、ハンバーグを口の中に入れると口の中にじゅわっと肉汁が広がり、ホロリと崩れる柔らかい食感。それにデミグラスソースが合わさり肉の味を一段と引き立てる。なんとも言えない味。
「…随分進化したな」
「いや、とある人に教わったんでせあ」
スミーは照れ臭そうに頭をかく。
フックはその様子を見ると少し疑問に思う。此島にはピーターと子供とインディアンぐらいしか人間はいないというのに料理を教えられる奴などいるのかと。それを疑問に思ったフックはスミーに誰に教わったのかと問う。
「えっと、それは…」
スミーは少しためらうと「も、もこ〇ちという男に教わりやした」と答えた。これはあらかじめ星牙に教えてもらった誤魔化す方法だ。これを言えば大体は言いくるめられるらしい。
「なんだそのオリーブオイルを大量に使いそうな奴は」
その後なんとか言いくるめることが出来たが、後日フックが星牙に迫ったとか迫らなかったとか。
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viola.(プロフ) - 白狐仮面2号さん» 勿論です！(￣^￣)ゞ (2017年12月20日 16時) (
レス) id: ddc75e0171 (このIDを非表示/違反報告)
白狐仮面2号(プロフ) - コメントありがとうございます！！これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2017年12月19日 18時) (レス) id: c42bd651b7 (このIDを非表示/違反報告)
viola.(プロフ) - 主もフック船長が…というかヴィランズの魅力に目覚めて好きになりました！…あ、話がそれました。面白いです！これから頑張ってください！応援してます！ (2017年12月17日 22時) (レス) id: ddc75e0171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐仮面2号 | 作成日時：2017年7月12日 21時
