第二十話 ページ23
星牙side
『確かに俺が作った奴だが、それがどうした？特に小細工なんて入れてねぇぞ？』
「その年でなんでこんなに出来の良い品が作れる。」
『おぉ、海賊王様にお気に召されて光栄ですこと…』
「話を逸らすんじゃねぇ」
『はぁ…』と溜め息を吐いて、簡単に説明できるように言葉を考える。そう言われてもなぁ…
う〜んと考えていると、「元々の才能ならそれでいい」と自己解決してくれた。
『まぁ、お前がそう思うならそうなんじゃないかな？』
「違うのか？」
そう聞かれたので『大体合ってるから合ってると思う。』と返す。「曖昧だな」と彼方も返してきた。自分でも曖昧だと思うんだよねこの言葉。大きな欠伸を出すと「行儀が悪い。せめて手で覆え。」と怒られた。こういうときだけ礼儀作法に五月蝿いな。
「後、何故怪我を負っているんだ？」
この怪我の事か…あの騒ぎ見てないのか？
『大通りで騒ぎあったろ？』
「何かしでかしたか？」
『ううん、チンピラフルボッコにしたら英雄扱いされて逃げてきた。』
「あぁ、町のボスがやられた騒ぎか。あの男共御愁傷様です。」
『其処は俺に言うところじゃね？』
なんか酷くね…？でもバックドロップ決めたからある意味御愁傷様ですって言った方が良いのかな？
「お前そんなことまでしたのか、本当に哀れに見えてきたんだが」
『あら、デジャヴ。声に出てた？』と尋ねるとガンガン心の声に駄々漏れだったらしい。これは恥ずかしいぜ。
「俺の右手を奪った男だぜ？そこら辺にいる奴じゃ敵わねぇよ」
『ｺﾞﾌｯ』
「ど、どうした？」
なあ、お前今なんつった！？なあ、今男って言ったろ！男って…！まぁ、仕方ないよな。こんななりだもんな…間違ってもしゃーないよな…。
あれ、なんでだろう胸が痛い。俺の銅メンタルが傷付いただと！？まさかイケメンに間違われたからか！？恐るべしイケメンパゥワァー!!!
『いや、なんでも無い。』
「吐血しといてなんでもないはねぇだろ！？」
『多分怪我のせいだと思う…多分』
「多分だと！？」
相変わらずツッコミが厳しいっすね。皆よく何事も柔らかく考えなくてば…
俺は疲れが取れたのでその場から立ち上がり立ち去ろうとしたが…
「おい」
『なんだ？』
フックに止められた。止めるの好きだなお前…。
「俺の仲間に入る気はないか？」
『話がぶっ飛びすぎてわからないんだが、答えはNOだ。』
いきなりどうした。仲間に来いなどとは計算してないんだが。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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おみくじ結果は「末凶」でした！
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狼と七ひきの子やぎ
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viola.(プロフ) - 白狐仮面2号さん» 勿論です！(￣^￣)ゞ (2017年12月20日 16時) (
レス) id: ddc75e0171 (このIDを非表示/違反報告)
白狐仮面2号(プロフ) - コメントありがとうございます！！これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2017年12月19日 18時) (レス) id: c42bd651b7 (このIDを非表示/違反報告)
viola.(プロフ) - 主もフック船長が…というかヴィランズの魅力に目覚めて好きになりました！…あ、話がそれました。面白いです！これから頑張ってください！応援してます！ (2017年12月17日 22時) (レス) id: ddc75e0171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白狐仮面2号 | 作成日時：2017年7月12日 21時
