体温 竹中半兵衛 ページ3
私は人の体温が好きだ
暖かくて心地がいい
だからよく手を繋いでもらったりぎゅってしたりする
『半兵衛ー』
「んー」
彼氏様を呼べば仕事中にも関わらず筆を置いて両手を広げてくれる
そこに飛び込めば抱き締めてくれる
半兵衛は温かい
そしていい匂いがする
太陽のようないい香り
そしてとても安心する
そして眠くなる
「ちょっと、寝ないでよー?」
『んー』
「あーあこりゃダメだな。まだ仕事残ってるけどいっか」
半兵衛も昼寝をする気になったのか私を抱きしめたままコロンと横になった
『かんべーにまた怒られちゃうね』
「Aと一緒に怒られるなら俺はいいけどね」
『お説教長くなるね』
「別にいいよ」
うとうとと半兵衛は寝始めた
男のくせに歳結構いってるくせに幼くて可愛い顔しやがって
『おやすみ半兵衛』
いい夢が見られますように
「半兵衛、入るぞ」
すっと官兵衛が襖を開けた
「・・・・・・はぁ・・・」
そこには仲睦まじく眠る半兵衛とAの姿が
「起きたら説教だ2人とも」
そう言って静かに襖を閉めた
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桜 水樹 - 続編出た!!やっぱり素敵な小説です!!次の更新を楽しみに待ってます!! (2016年12月25日 12時) (レス) id: f80f976a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:栞羅 | 作成日時:2016年12月23日 18時