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フエゴレオンの言葉が相当嬉しかったのか、Aは彼にベッタリするようになった
父親であるユリウスよりも早く懐かれてしまったフエゴレオン
それはきっと彼の性格や面倒見のよさがあったからだろう
週に一度は顔を出してくれるフエゴレオンに、Aが懐くのは早かった
A「フエゴレオン様!この本読んでください!」
A「フエゴレオン様聞いてください!この前お父様と一緒にお出かけしたんですよ!」
A「フエゴレオン様!任務のお話聞かせてください!」
会いに行けば花が咲いたような笑顔で迎えてくれるAに、フエゴレオンも満更ではなさそうで
彼は毎週嬉しそうにAを自身の膝の上に乗せ、本を読み聞かせたり魔法騎士団の話をするのだ
今日も本を読んでくれと、分厚い本を持ち出すAに思わず苦笑いしてしまうフエゴレオン
フエゴ「わかったわかった、読んでやるから落ち着け」
待っていたと言わんばかりに目を輝かせて出迎えてくれたAと客室へ向かい、Aを膝の上に乗せながらフエゴレオンは本を開いた
彼女が読むのは絵本などではない
文字がびっしりと敷き詰められた歴史書や文学書ばかりである
同じ年頃の子たちより、頭一個分賢いAは来る度に難しい本を読んでくれとせがんでくるのだ
フエゴ「今日は何の本を持ってきたんだ?」
A「エルフの歴史です」
ぱらりとページを捲り、フエゴレオンは読み始めた
フエゴ「エルフは自然と豊かさを司る種族である
かつてクローバー王国付近の草原で生活を送っており、ひとりひとりが大きな魔力を持っていた」
朗読を続けながら、フエゴレオンはAの様子をちらりと盗み見た
毎度のことだが、Aは人の話を真剣に聞く
だが今日は何故だがいつもよりも真剣に聞いている気がしたのだった
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そるてぃー(プロフ) - ひかるんさん» コメントありがとうございます!そうですね、夢主ちゃんがまた戦っている所私も書いてみたくなりました(*´ω`*)オリジナルか原作かどちらか分かりませんが、入れてみたいと思います! (2019年1月22日 17時) (レス) id: 4c470b8b97 (このIDを非表示/違反報告)
ひかるん(プロフ) - また夢主が魔法で戦ってるところ見たいです! (2019年1月22日 10時) (レス) id: 1d8d6a9a43 (このIDを非表示/違反報告)
そるてぃー(プロフ) - 実花さん» ですよね!!もうユリウス様の「なんだか楽しいね」セリフにノックアウトですよ!普段肌を出さない人の肌出しは心臓に悪いです(笑) (2019年1月16日 13時) (レス) id: 4c470b8b97 (このIDを非表示/違反報告)
実花 - プチッとクローバー、私も見ましたよ〜!魔法帝も脱ぐとは思わなかったのでびっくりしました!けっこうエロかったですね〜(笑) (2019年1月16日 8時) (レス) id: fc20ff55d9 (このIDを非表示/違反報告)
そるてぃー(プロフ) - 泡雪凜さん» あけましておめでとうございます!そう言って頂けて嬉しいです(*´ω`*)私もランギルスとフィンラルは好きで、今後のロイヤルナイツ選抜試験をアニメでやるのを楽しみにしてます!更新頑張りますね! (2019年1月3日 23時) (レス) id: 4c470b8b97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そるてぃー | 作成日時:2018年11月4日 16時