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無事白世界の家へつき、私のげっそりした顔を見て笑いが止まらない白世界をにらみながらもお茶を飲む。
「それで逃げるように帰ってきたの?」
『笑い事じゃないよ。しーさん』
「もうまじでおもろい…あ、お菓子ありがと。これで生きれるよ」
『お菓子だけで生きてくなよ…』
「えープレゼントは?」
『明日じゃん誕生日。明日あげるから』
「やった〜!」
白世界と今日の話、歌い手さんの話、歌い手さんとコラボする話を沢山してその日は終わった。どうか次はSnowManさんに会わず、せめて佐久間さんだけで…と願いながらも、今日を終えるのだった
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逃げるように帰っていくくーさんを見ながらふっかと並んで歩いて帰る。
「ねぇふっか。最初めっちゃ警戒してたでしょ」
深澤「そりゃあ、あんな友達いるの知らなかったから。しかもゲーセンで会ったら遊ぶ友達なんて怪しいじゃん」
「まぁまぁ。でもどうだった?くーさん」
深澤「でもすごい一人になりたがってたね」
それは何となく気づいてた。けど、くーさんはほんとレアキャラだから会えたときは一緒に遊びたい。
「多分すごい気を使ってくれてたんだと思うよ〜阿部ちゃんも二人で話したとき凄い周り気にしながら話してたって言ってたし」
深澤「え?阿部ちゃんとも面識あるの?」
凄い驚いたような反応でふっかがこっちを向く。え?これまさか気づいてなかったとかあるの?
「え?うん。そりゃあくーさんテレビの人だし」
深澤「え?!初耳なんだけど」
「もう気づいてるのかと思ってた〜何だふっか気づいてなかったんだ!」
深澤「え、俳優さん?」
「フハハッやっぱ俳優さんと思うよね〜俺もそう思ってたんだけど」
深澤「違うの?舞台の俳優さんとか?」
「くーさんって黒野さんだよ」
深澤「黒野さん…?はぁっ!?!」
「ふっか声でかいー」
深澤「だって黒野さんって無口で超怖い人だよね?少年忍者の子だってなんか怒ってるとこを見たみたいな話聞くけど…」
「そうなの?でも怒るっていうよりただただ良い人みたいな感じするけどね」
深澤「じゃあ女性…」
「いやー俺もたまに忘れちゃうんだよね、女性だってこと笑」
なんて笑ってると、ふっかに肩をガクガクされながら、何で言ってくれなかったの?!と言われる
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作者名:蓮井さん | 作成日時:2022年2月10日 0時