第75話 ページ26
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涼子先生「沈んでるときもAは口は大きく開けられてたけど今はもっと大きく開けられてるの分かる?覚えておいて、歌は心!はい!」
『歌は心!』
涼子先生「うん!…で、次ー」
『どこまででも飛べそうさ 退屈をエスケープ 1人でも』
涼子先生「うんうん!跳ねる感じ忘れないでね?…でもA全然前より…いや、パワーアップして帰ってきたね!良くなってるめちゃくちゃ!」
『ありがとうございます』
涼子先生「あとは、うーん何だろう?」
日高「ピッチもいいしね。声量も完璧だし」
涼子先生「うん…あ!いい子を辞めよう」
『いい子、ですか?』
涼子先生「うん。いい子をやめると、面倒くさい性格になるんだけどね、その方が表情の振れ幅が広がるから。いい子辞めてみよう!」
『はい!ありがとうございます』
いい子を辞める…いい子…私、いい子か?そもそも
高い声はOK。で、表情の振れ幅が欲しい。それにはいい子を辞める必要がある。
要は色気をもっと出して!ってことだよね。あとバリエーションとか?
色々考えながらチームShiningで練習をしていたら日高さんがやって来た。
日高「本気でやる君たちにとうとうこれを言わないといけない日が来たか…」
ショウタ「え?」
日高「ゲストが来てます」
何とそのゲストが、Shining oneのトラックメーカーの☆Taku Takahashiさんだった。
その後、まさかの目の前で踊ることになったけど本当に新鮮でようやく楽しかった
☆Takuさん「この曲ってリズムの部分とか音域の広さもすごいのに、それを余裕を感じられるように歌えてるのって凄いなって思いました」
それだけじゃなくて、それを踏まえてのアドバイスをしてくださって、もっと良くなる気がした。
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作者名:蓮井さん | 作成日時:2022年1月15日 19時