私、BE:FIRSTのメンバーになりました２ (ページ23)

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第72話　レオside ページ23

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　朝、練習室に行くと、もう見えるマナトとAの姿。

　いつもAは朝練をしているけどどんなに早く行けて、6時。

　行ったとしてもAは絶対にもう踊ってる。

　何時に起きていつから朝練を始めているのかようやく昨日分かった。まさか4時に起きているとは…

　それを聞いたショウタくんとシュントの注意の早さは異常だったし、ソウタの顔。

　忘れられないくらい衝撃的な顔してたなぁ…笑

　流石に昨日あれだけショウタくんとシュントに言われていたから4時には起きてないと思うけど、マナトとによると、7時にはもういたらしい。

　だとしたら6時とか？早いって…昨日夜の1時、2時に寝たとしても早いって。

　「A昨日は大丈夫だった？」

　朝練の件もそうだったけど、合宿が一時的に終わって、最終合宿が始まる時から様子のおかしかったA。

　部屋も名故か一人部屋ということや、日高さんからもあまりAの部屋に行くな、といわれて何があったんだろう？と皆で心配していた

　声をかけようにもなんて声をかけたら良いかわからず、ずっと一緒のシュントでさえ躊躇していたし、

　日高さんもあれから頭を悩ませてるみたいだったし、一人で抱え込まなくても良いのに、と思っていた

　でもそんなAが昨日、シュントとリュウヘイに連れられ、夜の12時近くに部屋を訪ねてきた

　何でも聞きたいことがあるらしい。

　何だろう？とショウタくんと遊びに来てたソウタも呼んで皆で聞いた。

　『…その皆にダンスを始めたきっかけを質問して…でもそれぞれ時間無いなら全然答えなくていいんだけど…』

　と、何度もこんな俺に時間を取らせてしまって申し訳ないと思ってるみたいで、全然そんなことないのに……

　質問をし終えて、何度もお礼を言って帰っていった。

　そしてスッキリしたような顔つきで踊ってるA

　少しでも役に立てたならよかった、と思うし、自分から言ってきてくれて安心した。

　たとえそれがシュントやリュウヘイから言い出したことでも。

　前よりキラキラしてるし、Shining oneを踊るAは本当に楽しそうに見える。

　それを伝えると、不思議そうにでも嬉しそうにお礼を言われた

　Aは今までのイメージだと、客観的というか第三者視点だったし、あやふやな感じだったからそんなAをこれからも助けたいと思えた

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