私、BE:FIRSTのメンバーになりました

第29話　合宿審査6日目&中間発表 ページ29

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　一通り踊り終わってふと、シュントの方を見てみると、私のダンスを見ていたようで目があった。



　シュント「A今のダンスかっこよかった！」



　『…ありがと』



　シュント「今日だね中間発表日」



　『ショウタくんが前よりも抱えてる気がするんだよね』



　シュント「わかる。多分年下が多いからさ、不安とか悩みとか打ち明けずらいってこともあるのかな？」



　『分かんない…けどそれを俺らが人知れずサポートしないといけなかったんだけどね。俺ほぼ何も出来てない』



　シュント「俺もだよ。だからさ、今日終わってからもう一回言おうと思って」



　『そうだね。今日がちょうど一端の区切りだしね』



　シュント「うん。Aは大抵一通り踊ったらどうしてんの？」



　『…終わったら帰って、自主練習用の部屋で踊ってる』



　シュント「ダンス三昧だね笑じゃあ俺もそこでやろうかな」



　『うん！…一緒にやろ』

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　ショウタ「え！？レイちゃんが風邪！？」



　『…大丈夫ですかね』



　シュント「…」


　レイちゃんが昨日風邪を引いていたらしく、中間発表日当日の今日病院に行くみたいだ。



　ルイ「じゃあ場所変わっちゃいますね」



　ショウタ「あぁ、そうだ場所少し変えないといけないとこあるね…よしやろう。タイキここさー」



　私はいてもたってもいられなくてレイちゃんの所へ向かった


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　『レイちゃん』



　「…A！」



　『俺らが待ち望んでるのはちゃんと元気になった時に皆で揃って本番を迎えることだからどうかそんなに責任感じないで下さいね？レイちゃんがいてこそのチームですから』




　レイ「っ…うん…ありがと」




　せっかくここまで準備してきて、出れないのなんて絶対悔しいと思う。

　

　レイちゃんの気持ちを乗せながら、今は全力で踊れ



　ショウタ「よし今はレイちゃんいないけど頑張ろうね皆」




　タイキ・ルイ「はい！」




　中間発表が始まり、私たちCチームはめちゃくちゃ誉められた。ほんとに。全員でやったらきっともっとよくなる。



　そう思ったら安心感からか、自分のことに気を回せなくて不安感からかショウタくんが泣いてしまった


　シュントが反省をしながら皆で支えていきたいと話をして、




　ショウタくんを皆で抱きしめながら日高さんにそれを見守られながら、中間発表は幕を閉めた。




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