私、BE:FIRSTのメンバーになりました

第10話　グループ審査 ページ10

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　日高「これから5人、もしくは6人のチームに分かれてグループ審査を行います」




　一日目はグループ審査をこれから行うらしい。




　私のチームはFチーム。




　メンバーは、あの元気の塊、上村礼王と池亀樹音、木下大夢、中神朝陽、そしてリーダーは勧修寺保都。




　このチームだけ6人という人数が偶数というのもあるし、私もダンスはちゃんと習ったことはないので少し不安だった




　「えー自己紹介からしますか……俺リーダーになった勧修寺保都って言います。24才です。よろしく」





　「俺は上村礼王！22歳よろしく！」





　「同い年の池亀樹音です。ダンスも歌も未経験ですがよろしくお願いします」





　『俺はAAと言います。17です。俺もダンスも歌も習ったことはないですが頑張ります』





　「僕は中神朝陽です。16歳です。僕も未経験ですが足を引っ張らないように頑張るのでよろしくお願いします！」





　「僕は14歳の木下大夢です。ここの中では最年少ですが頑張るのでよろしくお願いします」





　保都「…じゃあまず曲見る？」





　リーダーの一言から課題曲であるw-inds.さんのBeautiful nowを見た。



　私は全然知らない曲だったが、他の皆は聞いたことあるような感じだった。



　そこから経験者であるリーダーと上村礼王を筆頭に振り覚えに入っていく。


　今日はフォーメーションの確認というよりは未経験者のためにもダンスの基礎がメインっぽい。



　ただ、中神朝陽のことを、さっきから日高さんが心配そうな顔でさっきから見ている。



　未経験者とはいえやる気もあって意見も出してるし萎縮しているような事もなさそうだけれど…




　礼王「A聞いてる？」




　『はい！すみません聞いてます！』




　やばい、人間観察してたら全然聞いてなかった……




　保都「ここ、Aくん…っていうか下の名前で呼んでいい？」




　『あ、全然大丈夫です！』




　保都「じゃあこれから皆下の名前で呼ぶね。で、Aはさダンス未経験者なんだっけ？」




　『はい。習ったことなくて…でも踊りながら歌うことはできます』




　礼王「習ったことないのに踊りながら歌えるのはすげぇ！」




　『…ほんと声大きいですね上村くん』




　礼王「いいよ！礼王って呼んでよ〜あ皆もいいからね？」




　保都「じゃあまずサビ前までの振り覚えとダンスの基礎からやろっか！」




　「「『はい！』」」


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