第31話 合宿審査9日目 ページ31
.
今日は中間発表日前日。
練習をする前にショウタくんがアクロバットを見せてくれた。
レイ「え、すごい！」
タイキ「やばくね？やっば！」
シュント「あ、でもAも出来るよね」
ショウタ「え？！そうなの？やってやって！」
2次審査の時にやったバク転とロンダートバク宙をした。
ルイ「え？！すげぇ」
ショウタ「めちゃくちゃ上手じゃん！早く言ってよ〜」
『いやいやまだまだですよ俺なんて』
ショウタ「またまたー…よしっ！じゃあバミリしよかっ！」
『…ここですよね？』
シュント「うん！ここ！ここ！」
タイキ「オッケーですか？いきまーす」
シュント「早い早い周り見て」
ショウタ「タイキー周り」
『タイキ焦らなくて大丈夫だから。ね？』
タイキ「ごめんなさい…」
やっぱり焦りはなかなか直らなかったタイキに大丈夫の意味を込めて頭を撫でる
kekke先生と共にダンスの最終確認と振り確認、そして各々が自分のパートを見てもらいながら流れの確認をしていく。
私も自分のパートを出来るだけうまく見せれるように、けど皆から受けた指摘を生かしてより正確なダンスをした。
本番はきっと本当に緊張するから、緊張しないように今が本番かのように踊った。
メンバーからは結構好評だったけど、kekke先生が何か眉をしかめていたことが一番気がかりだった。
けど聞いてもまぁ、まぁ良い感じだよ！と言葉を濁されるし、あんまりだった。何だろう…
『あれ？ルイじゃん』
ルイとカメラを持ったスタッフさんとすれ違った
ルイ「今から親に電話してくるんです」
『そっか…久しぶりの会話じゃん。楽しむ？うん楽しんできてね？』
ルイ「はい笑ありがとうございます！」
ｽﾀｯﾌ「Aくんは電話とかしないんですか？」
やっぱ振られるか……まぁだよね。
『あーうちの親は家にいないんで…海外にいるんですよ』
ルイ「そうなんですか？！」
『そうそう。だからこのオーディションの事も受けたことすら知らないんですうちの両親』
ｽﾀｯﾌ「結構ちゃんと知らせてないんだね笑」
『そうなんです笑じゃあルイおやすみー』
ルイ「はいAくんおやすみなさい！」
そう言って別れて自分の部屋に戻る。頭の中でシュミレーションをしながらその日は眠りについた。
明日はようやく本番。
第32話 クリエイティブ審査当日→←第30話 合宿審査7日目&8日目
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蓮井さん(プロフ) - ぽぽぽさん» 間違っていて本当に申し訳ないです…そして教えてくださって本当にありがとうございました！これからもよろしくお願いします (2022年2月2日 21時) (
レス) id: 00bd9fb4d6 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽぽ - 細かいとは思うのですが…SKY-HIがSKY-HYになってるところあります。楽しませてもらってます。これからも頑張ってください (2022年2月2日 20時) (レス) @page2 id: 2afc9bf18b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蓮井さん | 作成日時：2022年1月1日 5時
