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 「よかった〜」


 そう笑いかけてくれるヒョンと目を合わせらず、必死に携帯の画面を見つめる。そんな僕の様子をまだあの二人は笑ってるようで声が聞こえる。


 「さっきマシホヒョンがね」


 隣に来てくれたのは嬉しいけれど、ドヨンヒョンの口からマシホヒョンの話は聞きたくなくて半ばドヨンヒョンの会話を遮った。


 「ヒョン」
 「どした?」


 でも遮ったとしても話の話題は急には浮かばず、何でもない。と誤魔化すもヒョンはただ笑ってくれた。

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 「ハァ」
 「今日お前まじで挙動不審すぎるぞ笑」
 「…そんなの分かってるよ」
 「さっきマシホヒョンとドヨンヒョンが心配してたよ」
 「またマシホヒョン」


 今日何度も聞こえてくるマシホヒョンの名前にため息をつきつつも同い年からの笑い声と共に宿舎へと戻る。


 「しかもまたあの二人一緒の宿舎やしな」
 「あーハルト」


 僕が本気で参ってるかつ怒りが見えたのか、すぐ謝りながらも頑張れよーと言ってくれるハルト。
 僕は本日何回かもわからないため息をつき自分の部屋へと戻るのだった。



.
.


 「ヒョンゲームしましょ!あれ?ジョンウヒョン?…大丈夫ですか?」


 朝からテンションががた落ちだった僕を心配してくれたのかジョンファンがやってくるのが聞こえる。


 「どした?ジョンファン」
 「ジェヒョギヒョン。ジョンウヒョンが部屋から出てこなくて」
 「…ジョンウ?開けるよー」


 けれど僕は返事さえする気力ももうなくて、返事をしない僕に違和感を持ったのかジェヒョギヒョンをつれて戻ってくる様子がわかった。


 ガチャ


 「具合悪い?」
 「ヒョン大丈夫?」
 「…」


 大丈夫という意味を込め頷くもジョンファンとジェヒョギヒョンの心配そうな顔は晴れない。


 「あ!アサヒ!ジョンウが…」
 「…ちょうどいいや。ジェヒョガそこに座ってジョンウの方覗きこんで」
 「え、こう?」
 「そう」

カシャ


 何もわからないままアサヒヒョンは写真を撮ってて誰かに送ってるようだった。


 「何してるの?」
 「秘密」


 何をしてるのかは同い年のジェヒョギヒョンにも教えてないのなら当然僕らにも教えてくれないわけで


 「ジョンウ。無理そうだったらラーメン作っといてあげるから後からでも食べに来なよ」
 「ジョンファン!僕と遊ぼう」
 「うん!ジョンウヒョンお大事にー」


 そういって三人が立ち去る気配がした。



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3→←弟から恋人へ(🐰×🐺)



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sakura(プロフ) - 最高です、、読みながらニヤニヤが止まらなかったです、、! (2022年10月25日 19時) (レス) @page6 id: afebd1bb00 (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - 蓮井さんさん» わぁ、、!ありがとうございます、、!!最近、ハルト受けにハマってるんです、、、笑 特にマシホ、、笑 大人しく正座して待ってます!! (2022年10月7日 23時) (レス) id: afebd1bb00 (このIDを非表示/違反報告)
蓮井さん(プロフ) - sakuraさん» sakuraさま、マシホ×ハルト了解しました。ありがとうございます。次のお話で書こうと思います! (2022年10月7日 22時) (レス) id: 535e166fda (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - 蓮井さんさん» いえいえ、ずっと更新待ってたので嬉しくて、、笑、。リクエストなんですけど、、マシホ×ハルトってできるでしょうか??地雷だったらすみません、、(ó〜ò) (2022年10月5日 23時) (レス) id: afebd1bb00 (このIDを非表示/違反報告)
蓮井さん(プロフ) - sakuraさん» sakuraさま、感想ありがとうございます!胸に沁みます…リクエスト随時受け付けております! (2022年10月5日 22時) (レス) id: 535e166fda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蓮井さん | 作成日時:2020年10月11日 0時

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