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118*森山さんの家族捏造注意 ページ30

1階へと降りれば、何時の間にか森山君のお父さんらしき人と、
お兄さんらしき人がリビングで駄弁っていた。それに思わずギョッとする。
私はどれくらいの長さの時間を寝てしまっていたのだろうか。
ふと時計を見れば、7時を過ぎていた。

瞳「あの、お邪魔しています。私、海常高校の、」
森山父「咲夜瞳ちゃん、でしょ?」
瞳「え。」
森山父「さっき母さんに聞いたんだ。由孝のために今日はありがとう。
ま、前から君のことは知っていたよ。なにせ、バスケ以外で由孝が喋るのは、
バスケ部のメンバーたちのことと、君のことだからね。」
森山母「そうそう。造花の作り方を私に聞いてきてからずっと、」

森山「父さん!母さん!!何を咲夜ちゃんに吹き込んでるんだ!!!!」

バタンと音がして、森山君が勢いよくリビングへと入ってくる。
それにポカンとしていると、座っていたはずの森山君のお兄さんが
私の近くへと来て、私を観察するかのようにじっと見てきた。

切れ長の黒い瞳に、シュッとした高い背。やっぱり兄弟なのか、その顔は似ている。
違うところといえば体つきだろうか。
森山君のほうが、何となく柔らかい筋肉なような気がする。

森山兄「・・・由孝から乗り換えて俺にしない?」
森山「咲夜ちゃんに向かってなんてこと言ってんだ兄貴!!!!」

いい音がして、森山君のお兄さんが森山君によって殴られる。
バスケ部内では弄られ体質の森山君だが、家では突っ込み体質らしい。
それにしても、病み上がりだというのに、あんなに動いても大丈夫なのだろうか。

森山母「あんた達。馬鹿やってないでさっさと座りなさい!
咲夜さんが困ってるでしょう!!!」
森山/森山兄「「はーい。」」

進められるがままに席へと座る。隣に座った森山君は馬鹿みたいに楽しそうだ。
それからは決まった場所に皆が座って行く。
「いただきます。」と挨拶をしてから、私達は夕食をとるのだった。

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設定タグ:黒バス , 森山由孝   
作品ジャンル:アニメ
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花蓮(プロフ) - shinox2さん» こちらこそ読んでくださりありがとうございます!更新は遅いのですが、これからもよろしくお願いします!! (2018年4月3日 13時) (レス) id: 00d63b8144 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 久しぶりの更新ありがとうございます!! (2018年4月2日 23時) (レス) id: c23d485c4b (このIDを非表示/違反報告)
花蓮(プロフ) - カタミさん» ありがとうございます!これで良いのかなと思いながら書いているので、森山さんをカッコいいと言ってくださるのはとても嬉しいです。更新は遅くなってしまうのですが、頑張ります!! (2017年9月28日 21時) (レス) id: 00d63b8144 (このIDを非表示/違反報告)
カタミ(プロフ) - 初コメ失礼します!とっても面白いです!!森山先輩カッコいい……!!更新、楽しみにしてます!!頑張って下さい!! (2017年9月17日 21時) (レス) id: ebc33a095d (このIDを非表示/違反報告)
花蓮(プロフ) - モナカさん» ありがとうございます!遅い更新で本当に申し訳がないです。出来る限り頑張ります! (2017年5月14日 2時) (レス) id: 00d63b8144 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花蓮 | 作成日時:2017年3月19日 23時

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