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『てめェAに言っただろ』
体育の授業中、自分たちの順番が来るまで端っこで座っていた高杉を睨みつけた。
しかし此奴はフンと短く鼻であしらい、「そうだったか?」とムカつく一笑を浮かべる。
『……なんで言ったんだよ』
『別に俺の勝手だろ』
そう言って切れ長の目を瞑っては壁に寄りかかって眠ろうとした。しかし不意に目を開けては俺を翡翠の瞳で捉える。
『……お前のその行動、一体何を考えてんだ?』
その行動とは、俺がAに高杉を近づけようとしていることだろう。
きっと高杉は俺がAのことが好きだということに気付いている。しかしだからといって此奴がAをフった訳ではない。
高杉は自分の首を絞めているような俺の行動が気に食わないのだ。
『……好きな奴には、一番幸せになってもらいたいの』
それが出来る相手が自分じゃないのが悔しいが、結果としてAが幸せになれるのならなんでもいい。
好きな奴の隣にいると幸せになれるから俺はAの背中を押してしまうのだった。
『報われねェな』
『お前が言うな』
「チビ」「低杉」と高杉の悪口を言うのは本当にほんの少しだけ、負け惜しみだ。
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ハル(プロフ) - りんごあめさん» りんごあめさん! またまたコメントありがとうございます!! そうなんですよ、高杉にフラれるんです。もう涙なしではかけませんでした笑 今度は高杉をカッコよく書く作品出したいなあとは思ってますので、その時も閲覧よろしくお願いしますね! ありがとうございました (2017年10月27日 21時) (レス) id: 580f86dcac (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 音想さん» 切なすぎて銀さんがー……と私自身思っていたのですが、最後は無事にハッピーエンドを迎えました! 大好物でしたか! それは嬉しいです( ´ ∀`) これからもどうかよろしくお願いします! コメントありがとうございました! (2017年10月27日 21時) (レス) id: 580f86dcac (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - 本当に、ハルさんの作品は何を読んでも最高です!面白いだけじゃなくて、なんかその話にのめり込めます笑 私も高杉が大好きなので、振られるなんて…(;´Д`)ウウッ……と思いましたが、銀さんのかっこよさがヤバかったです!!とにかく、本当に良かったです! (2017年10月19日 0時) (レス) id: 7662a2da74 (このIDを非表示/違反報告)
音想(プロフ) - 切なすぎて尊すぎて死にそうでした…こういうの大好物です。凄い好きだー!!こんな素敵な作品を読ませていただきありがとうございました!これからの作品も楽しみにしています! (2017年10月18日 1時) (レス) id: 7258d80b20 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - あかあしえいたくんさん» そうなんです笑 最後の銀さんかもしれません笑 信者!? 私にも信者がいるなんて……! あかあしさんは私の信者のオンリーワンですね笑 ありがとうございます! その言葉を励みにこれからも頑張っていきたいと思いますので、よろしくどうぞ( ´ ∀`) (2017年10月12日 16時) (レス) id: 728b0d0f83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harumemory
作成日時:2017年10月10日 18時