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銀ちゃんの住むマンションのインターフォンを指が疲れるまで連打する。
『はいはい今開けるっつうの……』
気怠そうな声と共に開かれた扉から顔を覗かせた銀ちゃん。彼は私を見ては目を丸くし、そして勢い良く扉を閉めてしまう。
『ちょ、開けてよ!』
今度は扉を拳で叩き始めた私に彼は近所迷惑だと言って渋々開けてくれた。
ほんのりと頬が赤らんでいて、フラフラした足取りで部屋の中に戻っていく。部屋にあるテーブルの上に途中のコンビニで買った袋を置き、私は中身を取り出した。
『ゼリーとかプリンとかあるけど、食べる?』
実物を見せながら聞くも、彼は私を恨めしそうな目で見てくる。それがどうしてか分からずに小首を傾げれば、何も言わずにプリンを指差す。
銀ちゃんの前にプリンとスプーンを置いて私は彼の目の前に座った。
『……ごめんね』
風邪を移してしまったこと、酷いことを言ってしまったこと……。謝りたいことはたくさんあるのだが、それらが言えずに私は「ごめんね」しか言えない。
でも銀ちゃんはそんな私を分かってくれたようで、「別に」と小さく呟く。
そうして大きくプリンを頬ばり、空になったところで私はプリンと共に買って来た冷えピタを彼に手渡した。
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ハル(プロフ) - りんごあめさん» りんごあめさん! またまたコメントありがとうございます!! そうなんですよ、高杉にフラれるんです。もう涙なしではかけませんでした笑 今度は高杉をカッコよく書く作品出したいなあとは思ってますので、その時も閲覧よろしくお願いしますね! ありがとうございました (2017年10月27日 21時) (レス) id: 580f86dcac (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - 音想さん» 切なすぎて銀さんがー……と私自身思っていたのですが、最後は無事にハッピーエンドを迎えました! 大好物でしたか! それは嬉しいです( ´ ∀`) これからもどうかよろしくお願いします! コメントありがとうございました! (2017年10月27日 21時) (レス) id: 580f86dcac (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ(プロフ) - 本当に、ハルさんの作品は何を読んでも最高です!面白いだけじゃなくて、なんかその話にのめり込めます笑 私も高杉が大好きなので、振られるなんて…(;´Д`)ウウッ……と思いましたが、銀さんのかっこよさがヤバかったです!!とにかく、本当に良かったです! (2017年10月19日 0時) (レス) id: 7662a2da74 (このIDを非表示/違反報告)
音想(プロフ) - 切なすぎて尊すぎて死にそうでした…こういうの大好物です。凄い好きだー!!こんな素敵な作品を読ませていただきありがとうございました!これからの作品も楽しみにしています! (2017年10月18日 1時) (レス) id: 7258d80b20 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - あかあしえいたくんさん» そうなんです笑 最後の銀さんかもしれません笑 信者!? 私にも信者がいるなんて……! あかあしさんは私の信者のオンリーワンですね笑 ありがとうございます! その言葉を励みにこれからも頑張っていきたいと思いますので、よろしくどうぞ( ´ ∀`) (2017年10月12日 16時) (レス) id: 728b0d0f83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハル | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/harumemory
作成日時:2017年10月10日 18時