【ヘタリア】軟葉高校の美人転入生【今日から俺は‼】

第31話 ページ34

あ、そういやぁと三橋がポリポリ頭を掻く。


三橋「助っ人呼びに行けなかったわ。やべぇ」


と演技で口を抑える。


京子「私、呼んで来ますよ！！今井さんでいいですか？あと、谷川？さんも。」

明美「正気ッスか！？京子さん！」

京子「明美、コイツらは開久に言われてるだけだ。だろ？」


成蘭の人たちは黙る。


京子「ここで嘘ついたらアンタら焼印入れるよ」

「「す、すみませんでした！！」」

成モブ「開久にｯ、やれって言われて・・・」

京子「ほらね。さぁ行くよ。今井さん探しに。」

明美「はい！じゃあ見つけたらここに来ますね！」


見送ったあと、理子に成果を聞く。


理子「本田さんは今友達が来てるらしくて、その人たちと来るって言ってたわ。」

伊藤「一人じゃないのか。さっき、Aちゃんが口パクで、アーサー？さん達が来てるって言ってたんだ。だから、その人達が来たら勝てるかもしれない。」

理子「そうね。まぁ今は京子ちゃんを待ちましょう！」



一方


『お兄ちゃん、お母さんは？仕事？』


お兄ちゃんは今お茶を用意してくれている。


猛「あぁ、今日は遅くなるらしいけどな。」

『そっか、なんか老けてそう。』←

猛「本人の前で言うなよ？w」


笑いながら話してくれるお兄ちゃんはどこか懐かしい。

すごく変わってるんだけどね。

髪とか髪とか、あと髪とか。←

性格も捻じ捻じ曲がってるし。←


猛「おらよ。」

『・・・下手だね。薬浮いてる』

猛「は？いや、んなもん入れてねえよ。」

『じゃあなんで((んんっ！！』


なんで粉が浮いてるのか聞こうとすると無理やり飲まされた。

すると次第に眠くなり、意識を失った・・・ふりをした。

よし、ここからは実況しよう。←


猛「はぁ、なんで気づかれたんだ？まさか見てたとか？」


おーっと！最初っから認めましたよ？！←

これはやばいのでは！？←


猛「まぁいい。移動させるか。」


独り言多いな！！一人暮らしか！！←

年金もらってるおじいちゃんか！！←

おーっと！移動させられたのはお兄ちゃんの部屋だ！

匂いでわかる！←


やめよ←


心の中で思っていると上に乗って来た。

所謂馬乗り。

そして、今起きたふりをする。


『んんｯ・・・』

猛「！？もう起きたのか」

『お兄ちゃん？ここ・・・』

猛「ｯ・・・」


お兄ちゃんはいきなり抱きついて来た。

会いたかった、と何回も呪文のように唱えて。

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