87 Rose ページ38
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なに
何が起こってるの？ 幻覚？
『なんで？！』
これもさっきの嫌がらせ？
勝「いやお前ここ男湯だぞ？」
『いや、女湯ですけど』
ちゃんとみたっつーの！
そこまでボケてもないから
急いでタオルで体を隠す。
「しょーりいるー？」
勝「！」
『！？』
なななんで？！聡くんの声が？！
もしかしてほんとにここ男湯なの？
勝「お前ほんと何してんだよ…」
『お、女湯に入ったはずなのに…みないでよね』
勝「みないわ」
今世紀最大のピンチに陥った私
これはバレたら卒業するまでありとあらゆる視線を感じながら、罵声を浴びながら過ごすか 最悪は退学
そ、そんなことになったら…
勝「…」
どうしよう
聡くん以外にも男子の声してきたし出ようにも確実に誰かと鉢合わせすることになる
解決策すら出てこず脱衣場からは見えないところで蹲る。
気づけば勝利くんはいなくて
あ、やっぱり見捨てられたんだ
そういう人 だったよね
私のこと 嫌いだもんね…
「おい」
『ふぇ…？』
勝「ほら、これお前の服」
『…ふく？』
勝「そこに関係者出入口あるだろ？
今 風磨くんに事情説明して男子足止めしてあるから、これ持ってそこから出ればいいんじゃない？」
『！』
勝「早くいけよ」
『ご、ごめん…っ』
慌ててその扉へと向かおうとする。
勝「…謝んな」
『…？』
勝「ありがとう…でいいんだよ ってもう早く行け」
『…勝利くんが止めたんじゃん』
勝「…っ」
なに、照れてんのさ
なんでこんなふうに助けるのさ
変なんだよ
おかしいよ、勝利くん
『あり…がとう』
そう言って扉へ走る
勝「！バカ走んな…っ」
『わ、』
勝利くんに注意された途端つるっと足が滑って
体が傾く。私ほんと鈍臭い…
『ひゃっ…！』
勝「っ…た」
あれ、痛くない？
それは勝利くんの上にのっかる状態になっているからで。ぴったりと身体が勝利くんの肌と密着している
『きゃぁ…んんぅっ？！』
叫ぼうとしたからか勝利くんに慌ててキスされる。
勝「バレるだろ、バカ」
『ごめんっ、』
聡「勝利ー？なんか風磨くんが邪魔してくるんだけどー？」
照れる暇もなく聡くんの声をきいて急いで勝利くんから離れて扉から出る。
びっくり…した
勝「謝ってんじゃねーよ…」
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#Kento ※同担頑固拒否 - 更新ありがとうございます！嬉しいです(*'∀'*)そして更新頑張ってください！応援しています☆ (2019年9月26日 21時) (
レス) id: 367f723e61 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 更新して頂き大変嬉しいです（ ; ; ）！！ (2019年9月26日 0時) (レス) id: 412dd6d98e (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 更新ありがとうございます。続きが読めて嬉しいです。 (2019年9月22日 21時) (レス) id: 206be9d177 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - 待ってました！！このお話が大好きで続きが気になってたので、更新してくれて嬉しいです (2019年9月22日 21時) (レス) id: dc5d1267cf (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます＼|*≧Д≦|>ヒロインちゃん気持ち気付いておおおお！ってなってます笑 (2019年8月14日 12時) (レス) id: 84713c49a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウォル。 | 作成日時：2017年3月5日 12時
