86 Rose ページ37
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「あれ？大西？」
一人で歩き続ければ山田先生のいるゴール地点まで来ていた。
山田「一人？」
『すいません、怖くてダッシュして1人で来てしまいました。ペアの永瀬くんは…佐藤くんのペアと一緒にいるので大丈夫だと思います』
山田「え、あぁそっか。大丈夫？」
『はい、大丈夫です』
既にゴールを終えていたグループの中に混じる。
あたりまえだけど廉くんたちの姿はない。
マ「Aちゃん？あれ、永瀬くんは？」
お化け役を終えたのか少しメイクをしていたマリウスくんたちに会った。
『たぶん勝利くんたちと一緒にいる』
「先輩、佐藤さん達に会ったんですか？」
『まぁね、でも私暗いの怖くて一人で戻ってきたの(笑)』
マ「風磨くんの怖かった？(笑)」
『うん、叫んだ』
マリウスくんも嘘なのよね、きっと
もう二度と勝利くんとは話せない。
言いすぎたかな…って、
あんなやつ もういい
どうでもいいんだ
まだ私はこの時もある視線に気づかないまま
結局誰にも合わないようにして入浴時間。
女子のテント用には後輩の女の子と一緒。
「あ、先輩先にお風呂向かっててもらっていいですか？私女の子の日で、後で入るって先生に伝えてあるんです」
『そっか、わかった。1人でも大丈夫？』
「はい！同じような友達と一緒にいときます！」
女の子の日は大変だなーなんて思いながらテントからでて、旅館の建物に入り温泉へ。
入るとまだ誰も生徒はいなくて
あれ、私一番乗り？って…
萌と入る時間とか約束しておけばよかったと後悔。
でも1人でもよかったのかも。あんなことがあって、1人になりたかったから
ゆっくり一人で入ろう…
『ふぅー…独り占め〜』
あったかい温泉にひとりで浸る。
いろんなことが今日はありすぎた。
朝から勝利くんにブスと言われ、
勝利くんにバスで私のポッキー食べられて
背もたれに使われて寝られて
オリエンテーリングで迷子になって勝利くんにおんぶして助けて貰って
ナイトハイクで勝利くんに裏切られ
『…あれ』
その時がちゃっと向こうから音がして誰かがやっと来たことが分かる。
遠くから脱衣場をみるがその人も1人っぽい。
なんだよ集団じゃないのかーなんて呑気なことを考えていた…ら
『え、なんで？』
「？！こっちのセリフ」
なんで勝利くんがここにいるの？
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#Kento ※同担頑固拒否 - 更新ありがとうございます！嬉しいです(*'∀'*)そして更新頑張ってください！応援しています☆ (2019年9月26日 21時) (
レス) id: 367f723e61 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 更新して頂き大変嬉しいです（ ; ; ）！！ (2019年9月26日 0時) (レス) id: 412dd6d98e (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 更新ありがとうございます。続きが読めて嬉しいです。 (2019年9月22日 21時) (レス) id: 206be9d177 (このIDを非表示/違反報告)
ぽむ(プロフ) - 待ってました！！このお話が大好きで続きが気になってたので、更新してくれて嬉しいです (2019年9月22日 21時) (レス) id: dc5d1267cf (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 面白いです！続き楽しみにしてます＼|*≧Д≦|>ヒロインちゃん気持ち気付いておおおお！ってなってます笑 (2019年8月14日 12時) (レス) id: 84713c49a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウォル。 | 作成日時：2017年3月5日 12時
