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「んー、本当に仕事だからお礼されるようなことは何もしてないんだよ?」
「もうAさん、うまく俺に言い包められてください。俺口説いてるんです」
「自分で言わないで(笑)考えておくから、もうこれ以上先輩を茶化さないでください(笑)」
「絶対考えておいてくださいよ?じゃないと一生茶化します」
俺って子どもっぽいなと思ってしまうけれど、俺も必死なのだ。
そして笑って受け答えしてくれているAさんを見ていい方に考えてくれていると思いたい。
今日困っていたAさんを見て何か悩まされているのではないかと心配だったけど、
笑顔を見ることができてよかった。
少々強引なやり方かもしれないが、年下である特権だと思っておこう。
それにこういうやり方で仕掛けてみてもAさんが笑顔を見せてくれているなら若干の期待も許してほしい。
「俺、Aさんの笑った顔がすごく好きです」
「え、」
「だから困ったらいつでも助けます。いつでも味方になります」
「…ありがとう、ジョングクくん」
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作者名:SLY | 作成日時:2019年5月23日 13時