検索窓
今日:21 hit、昨日:26 hit、合計:54,756 hit

103章、昔馴染み東堂くん?! ページ6

「どんな男がタイプだ!」

「は?」

2人の間に少しの沈黙が起きる。

「好みですか?なぜ?今聞くんです?」

「気にするなただの品定めだ。」

東堂の言葉に彼女は少し考えると彼女はそっと口を開く。

「そうですね…しいて言うなら身長が大きくて…お尻の大きな方?男女的に」

これは彼女の好みではない…というかあまり
好みを考えた事が無いため
あの少年と同じように言っただけだ。

その瞬間、東堂の脳内に溢れ出した存在しない記憶…

『ちょっと…葵くん!また喧嘩したの?そんなんじゃ高田ちゃんに振られちゃうよ!』

『うるせえなあ…別にいいだろ?小さい時から何かとお前はうるさいんだよ』

『何よ!幼なじみの好で言ってるの!それに…心配なんだもん』

『なあ…悠里俺高田ちゃんに告る』

『はあ!?!葵くん正気……私やだよ?葵くん慰めるの……めんどくさそう』

『なんでフラれる前提なんだよ……』

『葵くん……むしろなんで大丈夫な自信あるのよ……』

2人はそう仲良く話せば、高田ちゃんとは東堂が推しているアイドルのはずだ。
だが、彼女も同級生としてなぜだか登場している。
存在しないそんな記憶の中で
東堂は振られる。

『全く……葵くん、落ち込んでないで帰ろ?
ねえ……葵くん私じゃダメなの?』

記憶の中でセーラー服を身にまとった彼女が
学ランを来た東堂が仲良く話している姿が脳内で溢れ続ける。その記憶が終わると東堂は涙を流していた。

「……どうやら俺たちは
親友で幼馴染のようだな!」

「え?!今名前聞いたんですけど?!」

彼女が口元をひきつらせる中、
上空では、西宮が彼女をめで捉えていた。

「うんそのまままっすぐ……ただ東堂くんいるよ?」

[問題ない……勝手にしろと言ったのはあいつだ。]

西宮は端末で加茂と連絡をとっていたようだ。
が、彼女はそれにも気づいていた。
だから、彼女は泣き放心状態にあるであろう東堂からその間に距離をとった。
それは彼をまきこまない為である。

彼女は笑った。

「来るって思ってましたよ。」

104章、鳴り響く柏手→←102章、勝気



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (160 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
300人がお気に入り
設定タグ:成り代わり , 呪術廻戦 , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雨霧(プロフ) - ミツさん» あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします♡ (1月6日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 明けまして、おめでとうございます!今年もよろしくお願いします!今年の更新、ありがとう・:*+.\(( °ω° ))/.:+伏黒がとうとう、ヒロインちゃんのこと意識して良かった(^o^)五条先生もヒロインちゃんLOVEなので、これからが楽しみ(⌒▽⌒)更新、楽しみに待ってます! (1月6日 20時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとうござます!今まとめてあげるために書いてますのでお待ちを!! (1月4日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 続きの更新頑張って下さいね😆応援しています。 (1月4日 9時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - うさぎさん» なんと?!ありがとうございます( ´◔‸◔`) (12月16日 9時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:雨霧 | 作成日時:2023年11月25日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。