124章、調査先は影の母校 ページ27
校門を潜り中に入ると、
伏黒が何やら罰が悪そうな顔をしている。
悠里はそんな彼の反応を気にしながら
前へ進むと、これまた、彼女も目立つ容姿のためか、かなりの人だかりができてしまった。
人だかりに際し、彼女は事件の話を聞こうとするが、全く聞けやしないばかりか、
関係のない質問ばかりを言われてしまう。
「あの……君たちなんか最近この学校の周辺で変な噂ないかな？」
「知らないですけど……あの！お姉さん！高校生ですか！」
「俺知ってかもだし！
良かったら、あの！メアド教えて貰っても！」
｢あははっどうしょう?｣
彼女がそんな中学生達に苦笑いを浮かべていれば
伏黒が彼女の手を強く握り引っ張った。
「伏黒くん？！」
「大丈夫か虎杖……行くぞ」
「ありがとう！なんも聞けなくて困ってたんだ！」
「はあ、お前目立つんだから、離れんな」
伏黒に引っ張られながら彼女はニコニコと
笑う。彼女の笑みに伏黒はすぐに目を逸らした。
そんな2人はそのまま少し歩いて新田達を見つける
だが、2人は、何故か不良生徒に絡まれている最中だった。
「なんだよ……てめぇ……」
「話なんかねえよあ？」
柄の悪い生徒に
彼女が伏黒の前に出て止めようとするが、
伏黒を見た瞬間彼らは顔を青ざめ
態度を変えた。
「おっ、お疲れ様です……」
彼女は不良たちの反応に笑いながら伏黒を見つめた。
「あははっ伏黒くん彼らに一体何したの？
という知り合い？」
彼女の笑みに目を逸らす伏黒
すると、2人は伏黒に向かいこう言った。
「卒業ぶりですね……伏黒さん！」
卒業ぶり、その言葉に
釘崎と悠里が伏黒の前に立った。
「へえー伏黒くん中学ここなんだ！」
「それも驚きだけどそうじゃねぇだろ！！」
「あははっ！……怖がられてるあたり何したんだろうねっ」
「ちょ虎杖笑いすぎよ！おいバカAバカB伏黒に何された？」
釘崎の問に、
不良2人は頭をかきながら申し訳なさそうに
こう話す。
「俺らってか……ここら辺の不良半グレその他諸々伏黒さんにボコられてますから」
伏黒の意外な話に彼女は伏黒の顔を除きこんだ。
「ふーん、意外とやんちゃだったんだね伏黒くん」
「うるせぇっ」
ニヤニヤと悠里と釘崎が伏黒を見る中、
伏黒は恥ずかしげに彼女の頭を手で抑えた。
｢ちょっ?!何伏黒くん?!｣
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雨霧(プロフ) - ミツさん» あけましておめでとうございます！今年もよろしくお願いいたします♡ (1月6日 20時) (
レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ - 明けまして、おめでとうございます！今年もよろしくお願いします！今年の更新、ありがとう･:*+.\(( °ω° ))/.:+伏黒がとうとう、ヒロインちゃんのこと意識して良かった(^o^)五条先生もヒロインちゃんLOVEなので、これからが楽しみ(⌒▽⌒)更新、楽しみに待ってます！ (1月6日 20時) (レス) id: 0c597de051 (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - プスメラウィッチさん» ありがとうござます！今まとめてあげるために書いてますのでお待ちを！！ (1月4日 20時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ(プロフ) - 続きの更新頑張って下さいね😆応援しています。 (1月4日 9時) (レス) id: b10205217f (このIDを非表示/違反報告)
雨霧(プロフ) - うさぎさん» なんと?!ありがとうございます( ´◔‸◔`) (12月16日 9時) (レス) id: 927e33e5f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨霧 | 作成日時：2023年11月25日 12時
