21話 ページ21
思い切って右に曲がると、
ドンッ
と何かにぶつかった。
「あっ、ごめんなさい!」
顔を上げて相手を確認すると、相手はにっこりとした顔でこちらを見ていた。
「見ない顔だね?」
三つ編みの青年はAの顎を持ち上げると、すっと瞳を開いて彼女を見つめた。
「あっれ、どこかで会ったことあるっけ?」
首を傾げる青年。
そんな彼の元に、一回り年があるであろう男が近づく。
「団長、勝手に動き回るなって言っただろぉ!…って、この子供は?」
「さあ、シンスケの隠し子とかじゃない?興味ないけど」
「まあいい」と、男は青年の腕を掴んで歩き出してしまった。
「また会おうね〜、Aちゃん♡」
最後に不敵な笑みを見せて、彼は行ってしまった。
震える彼女を置いて。
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やみちゃん - えっと…次は新撰組で。《お願いします!!》あれ?新撰組ってこんな字だったけ? (2017年1月21日 16時) (レス) id: 6c8fadd631 (このIDを非表示/違反報告)
またにゃん(プロフ) - 夕立さん» それは後ほどわかりますよ( ̄∇ ̄) (2015年3月20日 0時) (レス) id: 2f8f3381b1 (このIDを非表示/違反報告)
夕立(プロフ) - ちょっと質問なんですが、「三つ編みの青年」は、なんで夢主ちゃん(君)の名前が分かったんでしょうか? (2015年3月18日 20時) (レス) id: 56ebc22c63 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - お願いしますね (2015年2月13日 20時) (レス) id: b0b2bf0968 (このIDを非表示/違反報告)
またにゃん(プロフ) - みんみんさん» いいんですか!(*゚▽゚)ノ是非なりましょう!(笑) (2015年2月13日 18時) (レス) id: 2f8f3381b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:またにゃん | 作者ホームページ:
作成日時:2014年12月24日 18時