14話 ページ14
「また子せんせー！今日は何をつくるんですかー？」
「今日はあ〜、バレンタイン向けのトリュフとチョコケーキっス！」
机に並べられた材料の数々。
トリュフは売っていたもので、誰でも簡単に作れるようなものだ。
一から作るとなると、数が多すぎて一日で出来ない。
まずまた子はホイップ(液体)をとって、目の前にボウルを用意した。
「まずは液状のホイップを45グラム測って、湯煎したボウルにそれを入れまーす」
「はーい」
Aはまた子の言うとおりに45グラムを測って、ボウルに入れた。
「ホイップが温まったら、あらかじめ入っていたチョコを入れて、溶けるまで混ぜるっス！」
「また子せんせい、ここで質問です」
「はい、どうぞ」
「ホイップって文字をみたら、みんなクリームをかんがえちゃうとおもうんですよ」
「なるほど。でも今回扱っているのは市販なんス。液状からクリームを作るホイップクリームなので、こんな表現ができるんスねえ」
「ほー！では、続きをはじめましょう！」
透明の袋に入った、大量の丸い小さなチョコをボウルに入れて、ベラでかき混ぜると、あっという間にチョコは溶けた。
「大体溶けたら一度温めるのをやめて下さいっス」
「いいんですか？」
「ボウルなんで熱が伝わって温めるのを止めても溶けるんスよ」
「なるほどほどほど！」
また子の言葉通り、温めるのを止めてもチョコは溶けてくれた。
甘い物好き女子にとって、それは喉を鳴らしてしまう光景だ。
「…溶けたら冷たい水の入った鍋(じゃなくても可)にボウルを浮かせて、ねっとりするまでかき混ぜるっス！」
「う〜ん、ねっとりってどのくらい？」
「そうッスね〜。分かりやすい表現で言うならマヨみたいな感じっスかね」
「あ〜、たしかにねっとりしてますよね。
…ところで、なかなかさらさらのままねっとりしてくれないです…」
「そういう時は！」
バタバタと走っていたところは、
「これ！」
冷凍庫の目の前だった。
また子は冷凍庫を開けると、四個ほどの氷を持って戻ってきた。
「氷を入れちゃえばすぐっスよ。お急ぎの人にオススメっス！」
「ああ、氷ならすぐねっとりってしてくれそうですね！」
水に氷を入れると、チョコはすぐねっとりした感触になった。
「あれっ、さらさらとねっとりでわかれちゃいましたよ〜」
「あ〜、それは混ぜ方が悪いんスね〜…。全体的にちゃんと混ぜないと一部だけ固まっるんスよ！」
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やみちゃん - えっと…次は新撰組で。《お願いします!!》あれ?新撰組ってこんな字だったけ? (2017年1月21日 16時) (
レス) id: 6c8fadd631 (このIDを非表示/違反報告)
またにゃん(プロフ) - 夕立さん» それは後ほどわかりますよ(￣∇￣) (2015年3月20日 0時) (レス) id: 2f8f3381b1 (このIDを非表示/違反報告)
夕立(プロフ) - ちょっと質問なんですが、「三つ編みの青年」は、なんで夢主ちゃん（君）の名前が分かったんでしょうか？ (2015年3月18日 20時) (レス) id: 56ebc22c63 (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - お願いしますね (2015年2月13日 20時) (レス) id: b0b2bf0968 (このIDを非表示/違反報告)
またにゃん(プロフ) - みんみんさん» いいんですか！(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ是非なりましょう！（笑） (2015年2月13日 18時) (レス) id: 2f8f3381b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：またにゃん | 作者ホームページ：
作成日時：2014年12月24日 18時
