【REBORN】私のご主人は、王子です。 (ページ7)

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第五話：Ｗケンカページ7

それから数日たったある朝――

「ようベル。今日もあのガキに教育されてんのか。大変だな～。偽物の王子様の使用人には金をかけないのか。」

「お前より二歳年上だっつーの、バーカ」

「ほーうお前はお兄様に向かってバーカと言うのか。何をやっても俺様に劣るお前がか」

「(耐えろー耐えるんだ俺。いっつもAに言われてるんだろ。先に手を出したら負けだって。この糞ヤローはそれを狙ってんだ)」

「おーい、震えてんぜ。つーかなんか言えよ。あ、もしかして何も返す言葉もないぐらいなの？ししししししっ、だっせー」

「おい、ジルあんま調子乗んなよ。」

「あぁ、てめーこそ調子乗んなよ。」

ベル、ジル[バチバチバチ]

「ならどっちが強いか喧嘩で決めようじゃん」

「てめーがどうしてもって言うならいいぜ」

「ぜってー言わねーし。１０分後東裏庭に集合。一人で来いよ、誰にもバレんな」

「分かってるし」

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同時刻――

「あら、偽物王子のガキ執事じゃない」

『あぁ、貴方はえーっとたしか雑用のジェー・・・何でしたっけ？』

「ジェラーロよ(怒)あと、雑用じゃなくてラジエル次期王子直属メイドよ」

『うっわーうっぜー』

「口の悪いメイドね。おまけに弱そう。」

『イラッ)あぁそうですか。弱いのはあなたの方じゃないですか？こんな子供を虐めて、悪趣味ですね。はぁ、まったくめんどくさい人に捕まってしまってもんだ。これから紅茶でも飲みに行こうと思っていましたのに。そ・れ・に・私メイドじゃなくて執事なんで！』

「なんで女なのに執事なのよ。」

『メイド服が嫌だったんで。』

「あら、わがまま。それだからお子様なのよ。どうせ砂糖沢山入れるんでしょ。あと、さっきの言葉にイラッときたから一緒に運動でもしませんこと。」

『それは、運動と言う名の殺し合いですか？』

「貴方がそう思うのならご勝手に」

『ガキだからって手加減しないでくださいよ♪ゾクゾクしてきましたよ。』

「１０分後西裏庭に集合。逃げるんじゃないわよ」

『だれが逃げますか。貴方のようなババァに負ける気がしませんよ』

「貴方ねェ(怒」

貴、ジェラーロ『「バチバチバチ」』
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どうもじおです。冬休みに入ってので更新スピード頑張ってあげていきたいと思います。