第66話 悲報 ページ21
木「ええー明日からゴールデンウィークが始まる！皆怪我のないように充実した日々をおくるように！
解散！」
ビックリマークお疲れさまです。私は木下先生にそう言い残し、机を下げた
ゴールデンウィークか
八「Aはゴールデンウィークなにか予定ある？」
おい椿。気配を消すな。びっくりしただろう。
「特に無いな。部活行ったり、家でごろごろするぐらいしか…」
そう言うと椿は目を輝かせ、私の手をぎゅっと掴んできた
八「そしたら俺と一緒に遊ぼう！」
「おいおい口調。」
八「あっやっべ。」
なんだかこっちが心配になってきた。バレても知らねえぞ
椿はワクワクしながらトマト柄のケースを付けたスマホを取り出してきた
八「連絡先！交換！」
可愛いな。まあ男だが。
私は白の無地のスマホを取り出し、椿に渡した。
尾「なーにやってんの？」
コイツも何で気配を消すんだ。心臓に悪いってわからねえのか
八「え…A尾浜くんと仲いいの？」
急に女子モード入ったな。私と恋川の前ではガード緩めまくりってか。
「別に仲良くなんて無い。コイツがちょっかいかけてくるだけ。」
尾「ひどいなあ。勘ちゃん恋人だと思ってたのにー」
八「え！？そうなの！？」
「違うから。断じて違うから。」
こいつはまた…私は尾浜を黙らせ、なにが要件か訪ねた。
尾「いや…ちょっといま人前で話せなくて…」
尾浜は眉を下げた。なんだ？人前で言えないことって
八「連絡先交換できたよ。はいスマホ。」
「ありがとう。」
そのやり取りをまじまじと見ていた尾浜が口を開いた
尾「二人はどこで知り合ったの？」
そうだよな。いきなり椿が私の隣りにいたら、誰だってそう質問するだろう
「水族館見学のときに私が誘って一緒に回ったのがきっかけ。」
尾「そっか〜。俺尾浜勘右衛門、よろしくね八尾さん！」
八「よろしく！なあ勘ちゃんって呼んでいいか？」
おい二人共話が早すぎるぞ。ついには連絡先を交換だと…
ん？今思ったのだが
「兵助はどこだ？」
尾「火薬委員会の仕事で理科室にいるよ。」
そういえば兵助ともあまり話してないな。別にやましいことなんて起こってないのに
どうしてなんだろ
八「私、そろそろ帰るね！」
尾「バイバーイ！」
いつのまにか椿は教室を出ていた。残ったのは私と尾浜だけだ
話を戻そう
「で、何の要件だ？」
そう言うと尾浜は深刻そうな顔をして
尾「実は…
俺とA一緒に旅行行くことになったんだ」
コイツは何を言っている
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
竹林寺(プロフ) - アオハルかよ！さん» この小説の皮肉の部分がそれですよね笑 私も書いてて悲しくなりますが、どうか顔で夢主ちゃんを好きになる人達を嫌いにならないでくださいね！ (2020年1月5日 17時) (
レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
アオハルかよ！ - やっぱ顔なんだな〜って思い知らされました(´TωT｀) (2019年12月29日 23時) (レス) id: eff87a002c (このIDを非表示/違反報告)
笹蔵(プロフ) - 竹林寺さん» はーい(^^) (2019年12月27日 18時) (レス) id: b0a186559f (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺(プロフ) - 笹蔵さん» 笹蔵さーん！コメント有難う！恋川くんと八尾くんのイラストお願いしまーす！あと夢主ちゃんも！ (2019年12月26日 23時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
笹蔵(プロフ) - どうも！笹蔵です！竹林寺さんとは昔からずっと友達で、絵師をやってほしいと頼まれまして…どうぞ宜しくお願いします！ (2019年12月24日 17時) (レス) id: b0a186559f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：竹林寺 | 作成日時：2019年8月27日 11時
