第72話 目眩 ページ28
「お前らはそっち、私はこっち」
今寝場所を決めている。二人との距離が一番遠い分割をした
何かしてきちゃこっちは困るまらな
「何かしてきたらすぐにサツ呼ぶからな」
尾「目がマジじゃん。」
そりゃそうだ。私の初めてを乱暴に奪ったやつは、人類最強にクズ中のゴミだからな
二人とも純粋な顔をしているが、男は急に豹変する
尾浜はしないよーといってるが、信じられないな
「私、風呂入ってくる」
久「え、まだ夕食 食べてないけど」
私は風呂入ってから夕食食べる系女子なんだよ
それにこいつらと一緒に食べるのもなんかな
尾浜の母さんと母さんからは、私達が邪魔しちゃいけないから三人で仲良く食べるのよ〜って言われてるけど、そんなの私にとって大迷惑だ
せめてあの二人が食べ終わった後、一人で食べよう
私は浴槽にあるバスタオルとフェイスタオルと浴衣を持って部屋を出た
たしか大浴場は2階だったな
エレベーターの降下ボタンを押し、しばらくすると下行きのランプが点灯する
私はその箱に足を踏み入れた
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自分の荷物をカゴの中に全部入れた
やはり日が浅いせいか、風呂には自分しかいない
大浴場はすごく広くて露天風呂もあった
私は普段から我慢してる長ったらしい前髪を掻き上げ、視界を広げた
体を洗い、湯船に体をつける
「ふう」
体をほぐすような泡の感触に、おもわず息が漏れた
よく見たらサウナもあるじゃねえか
体を滑るようなお湯の感触を数分あじわったら、立ち上がり冷水に体を付け
サウナの中に入った
「流石にあっちいな」
ドアを開けると熱気と湿り気が一気に私の体を覆う
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暑さに少し目眩がする
砂時計をひっくり返すを繰り返して三回目だろうか、もうかれこれ15分たってるだろう
流石に15分は欲張りすぎたな
私はドアノブに手をかけ冷水に体をつけた
頭がもんもんする。何だこれ
私は浴衣に着替え髪をある程度乾かし、部屋に戻った
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ずっと頭の浮遊感が離れない。ろくに考えることができない
ドアをノックした。このホテルのドアはオートロック式だ
尾「はい…あ!Aおかえりー!」
ドアを開けたのは尾浜だった。私は体を熱くしたまま無言で部屋に入った
そこには兵助の姿が見えない
「兵助は?」
尾「あー、俺も風呂入ってくるって言って大浴場行ったよ。」
兵助も先に入る系男子なのか
さっきから頭がくらくらする
私は立ち上がり尾浜のもとへ歩み寄った
尾「…?どうしたのA…っわ!!」
私は尾浜を押し倒した
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竹林寺(プロフ) - アオハルかよ!さん» この小説の皮肉の部分がそれですよね笑 私も書いてて悲しくなりますが、どうか顔で夢主ちゃんを好きになる人達を嫌いにならないでくださいね! (2020年1月5日 17時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
アオハルかよ! - やっぱ顔なんだな〜って思い知らされました(´TωT`) (2019年12月29日 23時) (レス) id: eff87a002c (このIDを非表示/違反報告)
笹蔵(プロフ) - 竹林寺さん» はーい(^^) (2019年12月27日 18時) (レス) id: b0a186559f (このIDを非表示/違反報告)
竹林寺(プロフ) - 笹蔵さん» 笹蔵さーん!コメント有難う!恋川くんと八尾くんのイラストお願いしまーす!あと夢主ちゃんも! (2019年12月26日 23時) (レス) id: e33c68ca3b (このIDを非表示/違反報告)
笹蔵(プロフ) - どうも!笹蔵です!竹林寺さんとは昔からずっと友達で、絵師をやってほしいと頼まれまして…どうぞ宜しくお願いします! (2019年12月24日 17時) (レス) id: b0a186559f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:竹林寺 | 作成日時:2019年8月27日 11時