【青エク】魔神の娘のはずなのに悪魔の孫になりました【魔入間】 (ページ30)

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悪魔のお友達-その1- ページ30

ク「Aち！！おはよう！！」

クララと出会って数日後の朝
サリバンの屋敷の前には迎えに来た
クララとアスモデウスが居た

『おはよう！2人とも！』

ア「ご迷惑かと思ったのですがウァラクがどうしてもと…」

『いいよ！いいよ！準備してくるね！』

一度部屋へと戻り鞄を取ってもう一度玄関に行く途中でサリバンと会う

サ「よかったね
Aちゃん！２人もお友達が出来て」

『へ？お友達？いや２人は友達と言うか
一緒に遊んだり、喋ったりする仲で…』

サ「そう言うの人間界ではお友達って言うんじゃないの？」

『２人がそう思ってくれているかもわからないですし(何よりハーフと悪魔が友達になってもいいのかな？)』

サ「今日は僕も大事な会議があるから学校に行くよ！」

『あ、はい』

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学食堂

ア「午後のクラス発表まで時間がありますし何か食べていきましょう
新入生が今、入れるのは学食と庭園くらいですが授業が始まれば他の施設も解放されるんですよ」

『さ、さようでございますか！(友達って意識したら急に緊張が今まで友達なんて居たこと無かったからどうしたらいいか…わからないよ)』

ア「？」

ク「席！取った！」

クララが座った先へと座りメニュー表を確認する

ク「私、でろでろランチ！」

『たくさんあるね…これは？』

ア「位階紋(ランクもん)ですね
以前お話したようにバビルスの成績=位階(ランク)
位階(ランク)によって注文出来る料理が違うんですよ」

『なるほど』

ア「ちなみに我々はまだ位階(ランク)発表前ですので一番下の物しか頼ません
後、学食は無料、嗜好品は売店の有料です」

『へぇー(魔界の料理って見た目があれだけど凄く美味しいんだよね)何しようかな？』

ア「苦手な物があればシェアしましょう」

『(シェア！友達っぽい！)うん！』

ア「じゃあ私も注文を…」

アスモデウスが喋っている最中で大量の料理が運ばれてきた

ア「おい！なんだ！これは！？」

「えぇ！？でも50人前と」

周りを見渡すと他の生徒達がクスクスと笑っている

ア「低俗な悪戯を！！A様
奴らを片付け許可を……」

アスモデウスがAの方を見るとそこには既に料理を食べ終えたAが居た

『(友達…？友達か…)ん？どうかしたの？
まさかこれ、食べたらいけなかった！？』