【青エク】魔神の娘のはずなのに悪魔の孫になりました【魔入間】 (ページ28)

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クララと私-その3- ページ28

ク「……！このお菓子嫌い？なら…」

『ち、違うよ…ごめんねクララ…私ね…』

ク「う…」

Aがクララの方を見ると今にも泣きそうな顔をしていた

ク「うぁああああああんんん！！！！」

『ちょっクララ』

ク「まただ！！いつもそう呆れられてもう遊んで貰えない！！！」

『そう言うことじゃなくて！』

ク「いらないっていった！！！」

『聞いて！』

ク「じゃあダメじゃん！！私、馬鹿だからね！遊んでもらうには何かあげないといけないの！！迷惑料なの！！」

Aはクララを抱きしめる

ク「へっ？」

『そんな物が無くても私はクララと遊びたいよ！』

Aは今度はクララの両手を握りしめる

『だってクララと遊ぶの！凄く楽しいもん！』

ク「ほんと？」

『ほんとだよ
ついお菓子とかもらちゃったけど
でもやっぱり一緒に遊ぶに贈り物はいらないよ
クララは色々とやり過ぎちゃうけど
私は逆に加減が出来ないんだ
だからむしろそれくらいがいいのかもしれない
だからね…また私たちと遊んでくれる？』

ク「うん！！！！！
初めて遊びに誘われた！Aち！何して遊ぶ！」

『私も初めてかもいつも距離を取ってから何でもいいよ』

彼女達がキャキャワイワイはしゃいでるとこの間の男子生徒がやって来た

「クラりん
最近、つれないじゃんか！またジュース出してくれよ」

『…あ』

ク「みてて！」

クララがニヤリと笑うと男子生徒達に向かっていく

「とりあえず冷たいやつさんぼ」

男子生徒の言葉が終わる前にクララはポケットから自動販売機を出して男子生徒の顔面に思い切り叩きつける

「よっちゃん！」

ク「お金いれたらたくさん飲めるよ！バイバイ！」

それに恐怖した男子生徒達はよっちゃんと呼ばれた男子生徒を運んでどっかに消えていた

『やっぱりやり過ぎ…』

ク「えっへへ」