【青エク】魔神の娘のはずなのに悪魔の孫になりました【魔入間】 (ページ27)

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クララと私-その2- ページ27

そんなこんなで2時間後

『アズ君…大丈夫？』

ア「大丈夫ゲホゲホッです！ゲホゲホッA様…ゲホゲホッ
流石A様ゲホゲホッ息切れ一つ出されないとは！ゲホゲホッ」

『凄い咳き込んでるよ！？』

ク「アズアズ…元気ペコペコ？？
Aちにもあげる！ジュースもお菓子もあるよ」

そう言ってクララはポケットをポンポンと叩くとお菓子やジュースが出てきた

『それって…？』

ク「これ…？私の家系の特技なの！
見たことあるものならなんでも出させるよ！」

『凄い！』

「クラりんじゃん
また飼い主が増えたのか？」

ク「うん！」

『飼い主？』

クララは話しかけてきた男子生徒にジュースを渡す

「じゃーな！」

ク「バイバイ！」

『今のは？』

ク「あのね！ああやって何かあげるとね
喜んでくれてたまに一緒に遊んでくれるの！」

『……それって』

ク「でもねこうやって一緒に遊んでくれたの！Aち達が初めて！
だからまた一緒に遊んでくれる？」

『うん、勿論！』

ア「A様！やめましょう！アホが移ります！」

ク「アズアズ！復活した！！地獄の魔ラソンする！？」

『流石にアズ君の体力が持たないから今日はこれまでにしとこうか』

それから数日間
Aとアスモデウスとクララはたくさん遊んだ

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ク「今日も２人と遊ぶ～～！！
ふっふ～～♪♪♪」

クララが一人で廊下を歩いていると
階段近くで話し声が聞こえてきた

「しっかし特待生も物好きだな
あのおばかちゃんとまだつるんでるらしいぜ」

「なんであのアホ女と」

「バーカ便利だからに決まってるからだろ
あの能力がなかったら誰もあんな女相手にしねーよ
適当にあしらってたまに使うのがいいんだよ
あーゆーのは、そのうち特待生も飽きるだろ」

「流石よっちゃん」

隠れてその会話を聞いていたクララは唇を噛みしめていた

ク「……知ってるもん」

一方Aはと言うと中庭の近くのベンチでクララからもらったお菓子とジュースを見ていた

『…やっぱりなんか違うよね』

ク「ドオーン！！」

『うわぁああ！！！！！』

突然クララが背後から現れてAは前に倒れる

ク「あっはははは！！命中！！」

『クララ！びっくりした』

ク「あのねー！これねー！私の好きなお菓子！後、ジュースと本とぬいぐるみもあるよ！
Aちの欲しいものなんでも出すよ！
だからねっ！だから…また私と一緒に…遊んで…」

『要らない』