検索窓
今日:2 hit、昨日:18 hit、合計:163,874 hit

悪魔は人の心に棲む-終- ページ11

どうやら意識を取り戻したようだが身体はすでにボロボロで身体も動かす事が出来ないらしく声だけをかけてくる

『…お父さん
私のせいでサタンに憑依されて
もういい私なんかことはもういい
ごめんなさい…お父さん…こんな親不孝な娘で…
雪男の事…お願い…
それから私のお父さんは貴方だけです
それだけは忘れないで欲しい
今までありがとうございました お父さん 愛してる』

獅「行くなァアアアァ!!!A!!!!!」

そのまま身を任せるように虚無界の門(ゲヘナゲート)に落ちていく

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

暗い暗いゆっくりと沈んでいく
深い闇だけが私の周りを包み込む
悪魔になるかな

やだ いやだ まだ人間でいたい
お父さんと雪男と一緒に居たかった

悪魔になりたくない
なりたくないよ

まだ何も知らないまま悪魔になりたくない
誰か教えて私は何?
悪魔?人間?それでもないもの?
私はこれからどうなるの?

私の生まれた理由を!!価値を!!未来を!!
存在する意味を!
こんな思いのまま!!
全て諦めたくない!!
どうか教えて私が何者なのか…教えてよ…

パキリッと音が鳴り響く
空間にヒビが割れてやがって…
それは…

悪魔は人の心に棲む-その後-→←悪魔は人の心に棲む-その9-



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (31 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
133人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:エイボン | 作成日時:2020年5月1日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。