黒の彼と、今の彼・わたあめ様リクエスト ページ2
��済みません、何か川を流れてる人が居るんですけど……如何しましょう？��
探偵社にその電話が掛かって来た時、国木田さんの何本目になるか判らない万年筆が消費された。
という訳で、これ以上国木田さんに心労を掛けない為に、暁凪が駆り出された訳です。
＿＿まぁ、取り敢えず川沿いに歩いてるだけなんだけど。
『だーざーいーさーん。何処ですかー』
云い乍ら辺りをキョロキョロと見回す。すると、ぼうっと虚空を見て佇む人間が居る。
……太宰さんじゃないか。
『もう太宰さん、捜しました……よ……？』
「……凪ちゃん？」
��頭に包帯を巻いた��太宰さんは振り向き、引き攣った笑みを浮かべて云った。
「此処って……横浜、だよ、ね？」
：：：
「四年後？あれから？嘘でしょ？」
『本当です。マジです』
太宰さんは、「いやいや……マジで？」と呟く。その目は忙しなく動き、風景ではない何処かを見ている。
それから数秒。
「…………あー……うん、判った」
『いや判っちゃったんですか!?』
「ああいや、こうなった原因は流石の私も判らないよ。異能力ではない、という事しかね。ただまぁ、此処があれから四年後の横浜である、って云う事は信じるよ」
風景もちょっと違うしね、と云う太宰さん。
……飲み込み早過ぎだろ！と心の中で突っ込んだのは私だけではない筈。
「じゃあ、取り敢えずビルに行こうか」
『え、何処へ？』
「え、マフィアへ」
いやあんた辞めてるから、という言葉はギリギリ飲み込んだ私。あっぶね、そういやマフィア辞めてねーじゃん。
『いやっ、ちょっとそれは……その、やめた方がいいんじゃ……？』
「何で？」
『いやそれはその』
如何云おうか私が云いあぐねていると、後ろから太宰さんが急に話し掛けて来た。
「凪、ちゃん。如何云う事、此れ？」
『ちょっと今話し掛けないで下さい、考えてるんで、……す、』
喋っている途中で気付いた。太宰さんは私の目の前にいる。＿＿ならば、後ろから話しかけているのは、
「……君は……誰だ？」
「…………未だ生きてたのか、」
＿＿やっちまったァァァアア！！
ヤベェ、今絶対に逢わせてはならない人物と逢わせてしまった。おい如何するよコレ。つか太宰さん、仮にも四年後の自分に逢って最初の一言が未だ生きてたは無いだろ！
なんて私が脳内でちょっとアレしちゃってると、太宰さんと太宰さんが話し始める。
黒の彼と、今の彼 弐→←夢主(記憶も)幼児化・文ストlove様リクエスト
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とあるアニメーター - マジですか！！！ありがとうございます！お願いします！ (2020年1月21日 21時) (
レス) id: 6c92e05c62 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界(プロフ) - とあるアニメーターさん» へえーいいですねえ！やらせて頂きますとも、何かかなり滅茶苦茶な展開になりそうですが……(笑)。 (2020年1月21日 18時) (レス) id: ad65672360 (このIDを非表示/違反報告)
とあるアニメーター - そうですか！良かったです！リクエストで、そうだ、番外編作っちゃおう！と思った今日この頃の第３段を記念して…。みたいな感じで、今日この頃シリーズで出てきた文ストキャラ達をたくさん出してほしいです！こちらも長めになって良いので、よろしければお願いします！ (2020年1月21日 18時) (レス) id: 6c92e05c62 (このIDを非表示/違反報告)
白夜の世界(プロフ) - とあるアニメーターさん» ええ勿論！ちょっと遅くなるかもしれませんが番外編もとうとう三！……ひええマジかあ。 (2020年1月21日 17時) (レス) id: ad65672360 (このIDを非表示/違反報告)
とあるアニメーター - この番外編、続編行きますか？ 続編作って頂けたら、またリクエストしたいです。 (2020年1月20日 21時) (レス) id: 6c92e05c62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白夜の世界
| 作成日時：2019年7月6日 21時
