軽音部のイケメンが知り合いだなんて！ (ページ6)

今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:24,769 hit

早起き。ページ6

次の日
ワタシにしては珍しく早起きしてしまった

二度寝しようとしたところ
昨日の神山くんとの帰路が脳裏をよぎった。
朝から３次元のイケメンを思い浮かべてしまうなんて
何年ぶりだ?

まあそれはどうでもいいんだけど
と再びまぶたを閉じたけど
変に目がさえちゃって・・・

A「しょうがない、たまには早く登校するか」

という結論に至った。

教室に到着
人影はなし！
ということは・・・
ついにこの日が来たか！！

A「まさかの１番乗り！！？」

と浮かれながらつぶやいたのもつかの間
後ろから声が聞こえた

？「残念、2番目でした～」

A「うわっ！」

驚いた・・・
後ろに人がいたなんて・・・
しかもそれに気付かないで『1番乗り！？』
ってはしゃいじゃったよ、はずかし！

それで、ワタシより先に登校したのは誰だ？
と振り向くと・・・え待って？
目の前に我がクラス１のイケメンがいる！

今まで話したことなかったけど
まさか彼との初会話が
こんな小学生みたいなものになるとは
思わなかったよ

藤井「ゴメン、驚かすつもりはなかったんやけど(´・ω・｀)」

なんか、しゅん(´・ω・｀)てしてる！！
カワイイ！

A「あー！いえいえ！こっちこそなんかゴメン！！」

藤井「つい。1番乗りってはしゃいでたから俺が1番って自慢したなった・・・」

A「なっ！はしゃいでるように見えちゃってました？」

藤井「そうとしか見えへんかった(笑)」

マジか、ばれてたか！
ていうか、動機がカワイイ！

藤井「そういえば、Aが漫研部の部長やったっけ？」

A「あ、ウン。一応」

藤井「俺も軽音部なんや！
　昨日神ちゃんに聞いたで！
　これからよろしくな！」

A「よろしくお願いします」

藤井「返事がかたいな(笑)」

ゴメンナサイ！！
距離の縮め方がいまいちわからなくて！！

藤井「あ、今日の放課後、軽音と漫研の合同ミーティングって淳太が言ってたで
　自己紹介するんやって」

A「そうなんだ！お知らせありがと！！」

藤井「どういたしまして
　っていうか、知らへんかったの？
　じゅんたの独断？(笑)」

と話がひと段落したところで

「あ、りゅうせーおはよー(≧▽≦)」

藤井君ファンとみられるイケイケJKたちが
次々登校してきたので
会話を終了して席に戻った